好投 九回1死まで無安打
2012年3月31日 時事ニュース
ノーヒットノーランを逃したというより、そこまで好投したことに注目したいというか、すごいなあと思った。
…数日前にシアトルがメッタ打ちされた打線相手だから、余計に(笑)
あと日ハムの投手。失礼ながら実績からいって6回4失点ぐらいで負けがつくんじゃないかと(適当に)予想していたのだが、完投で1失点という立派な成績で驚いた。
…数日前にシアトルがメッタ打ちされた打線相手だから、余計に(笑)
あと日ハムの投手。失礼ながら実績からいって6回4失点ぐらいで負けがつくんじゃないかと(適当に)予想していたのだが、完投で1失点という立派な成績で驚いた。
歓声と悲鳴が交錯する中、ヤクルトの石川はマウンド上で唇をかみ、舌を出した。九回一死。ここまで無安打投球をしてきた左腕が、坂本に痛打を浴びた。三遊間を襲うライナーが、ダイビングした三塁の宮本のグラブをかすめ、左前に転がると、スコアボードに「H」マークがともった。
「三塁線に守備位置を寄せていた。小指の方に当たったけど…」と悔やんだ宮本。大の字にうつぶせになり、しばらく立てないほどだった。それでも、開幕戦史上初のノーヒットノーランを逃した左腕は「あそこまで行ったら狙ってないわけないけどチームの勝利が優先だったのでよかった」と冷静に振り返った。
5年連続7度目の開幕投手。昨年まで3連敗と結果が出ず、「開幕のリベンジは開幕でしかできない」と懸ける思いが違った。シーズン前から左肘をわずかに下げ、サイドスロー気味に投げるフォームにも着手。この日も新フォームを織り交ぜながら、スライダーやシュートなど多彩な変化球を内外角に投げ分けた。初安打を許すまで、走者は自らの失策と四球で出した2人だけだった。
負けられない緊張感の中、八回には左足がつってしまうアクシデントもあった。「それだけ気持ちが入っていた。甘い球も多かったけどしっかり腕が振れた」と、九回途中2安打無失点で2008年以来の開幕白星。10年間で9度の二桁勝利を誇るエースが、チームも勢いづける1勝を手にした。
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