嶋二 東京漫画社 2012/03

知らない間に2冊も出てたうちの1冊目。
分厚くて驚いた。240ページと分厚いし、カラー口絵もついてるわりには、670円と値段を抑えてるな~とか、ちょっと感心。

ネタバレ
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悪くはなかったけど、どうも明るい未来を感じられない終わり方で気になった…。
とりあえずまだ一緒にいるけど、先のことは分からない。付き合うことに障害はないはずなのに、当人たちが「そのうち別れるんじゃないか」と思っているようなあたりが。
相変わらず阿部以外の人との付き合いがない三津谷は、救われたといえるのか…。まあ、ただでさえ分厚い漫画だし、そこまでは描けなかったのかもしれないけど、ちょっと暗い終わり方だな~と。
「この先は読者が想像してください」というラストだけど、「長続きしないだろうな」としか思えなかった…。
最後まで三津谷には魅力も感じなかった。かわいそうだから同情はするけど、どうにもこう「救ってあげたい」というような部分が見つからなかったというか。

ところで、口絵は誰なの?
短編集ならまだ分かるけど、1作しか入ってない単行本の口絵に、本編と何の関係もないイラストを入れる意味がよく分からない。…ファンなら嬉しいのかな?
私は「なんだこりゃ?」と思ってしまったが。

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