リアルリーマンライフ
2012年5月4日 BL作家あ行
今城けい 二見書房 2012/05
タイトル買い。
というわけで、あらすじも設定も知らずに買った。
ネタバレ
--------------------------------------------
最初の仕事部分が面白かった。
ただ、タイトルは…ちょっと違うかな。
肝心の会社勤めの部分が「リアル」と感じない。専門バカでコミュニケーション能力が極端に低い瀬戸のような会社員は実在するかもしれないけど、特殊すぎて「キャラ」としか思えなかった。業界全体から一目置かれている優秀な社員って設定が、すでに特殊だし。「リアル御曹司ライフ」が庶民には想像つかないように、無能会社員の私には、瀬戸の有能さが「これはリアルなの?」っていうレベルで。
タイトル見て勝手に地に足のついたリーマンものを想像していただけに、タイトルがなあ…という感想になってしまう。
瀬戸の元恋人の言動と、それに対する瀬戸の反応もリアリティがあるとは思えず、瀬戸の気持は分からなくもないけど、作品に期待してた方向性から直角方向にずれちゃった感じ。
ストーリーは同居するあたりまでは、瀬戸の性格が面白くて楽しめるけど、だんだんテンポが悪くなった。益原が怒り出すタイミングもよく分からない…。
え、瀬戸が悪いの? だって恋人の振りするって前提の付き合いだったよね??
わけも分からず謝って、落ち込んでいる瀬戸がかわいそうになってしまった。
…益原の気持ちも分かるんで、ひどい!とは思わなかったんだけど。
受攻は益原が瀬戸を抱いているようにしか思えないから、「決定的な行為以外は主人公の瀬戸が受」と思って読んだ(回りくどく表現してみた)。
リバも攻×攻も好きだけど、瀬戸は性格的に受としか思えない。頼りなくてもいいし、体格が受より細くてもいい。だけど、心意気が攻じゃないのよ!
…思わず、自分の「攻基準」を再確認してしまう作品だった。
瀬戸はわたくし個人の攻基準をクリアできていないので、最後まで微妙な気分だった。
タイトル買い。
というわけで、あらすじも設定も知らずに買った。
ネタバレ
--------------------------------------------
最初の仕事部分が面白かった。
ただ、タイトルは…ちょっと違うかな。
肝心の会社勤めの部分が「リアル」と感じない。専門バカでコミュニケーション能力が極端に低い瀬戸のような会社員は実在するかもしれないけど、特殊すぎて「キャラ」としか思えなかった。業界全体から一目置かれている優秀な社員って設定が、すでに特殊だし。「リアル御曹司ライフ」が庶民には想像つかないように、無能会社員の私には、瀬戸の有能さが「これはリアルなの?」っていうレベルで。
タイトル見て勝手に地に足のついたリーマンものを想像していただけに、タイトルがなあ…という感想になってしまう。
瀬戸の元恋人の言動と、それに対する瀬戸の反応もリアリティがあるとは思えず、瀬戸の気持は分からなくもないけど、作品に期待してた方向性から直角方向にずれちゃった感じ。
ストーリーは同居するあたりまでは、瀬戸の性格が面白くて楽しめるけど、だんだんテンポが悪くなった。益原が怒り出すタイミングもよく分からない…。
え、瀬戸が悪いの? だって恋人の振りするって前提の付き合いだったよね??
わけも分からず謝って、落ち込んでいる瀬戸がかわいそうになってしまった。
…益原の気持ちも分かるんで、ひどい!とは思わなかったんだけど。
受攻は益原が瀬戸を抱いているようにしか思えないから、「決定的な行為以外は主人公の瀬戸が受」と思って読んだ(回りくどく表現してみた)。
リバも攻×攻も好きだけど、瀬戸は性格的に受としか思えない。頼りなくてもいいし、体格が受より細くてもいい。だけど、心意気が攻じゃないのよ!
…思わず、自分の「攻基準」を再確認してしまう作品だった。
瀬戸はわたくし個人の攻基準をクリアできていないので、最後まで微妙な気分だった。
コメント