ちょっと思ったこと
2012年5月4日名前は知ってたけど、普段あまり読まない某BL作家さんの本を読んでみた。
で、他の人はどんな感想を持ってるんだろうと、ちょこっとレビューとかを拝見していて、「こりゃ叩かれやすいわ…」と思わず呟いてしまった。
ファンによる絶賛感想の数々に驚いた…。
知らない作家さんの作品を手に取る前に、レビューを参考にする人も多いと思う。
そこで「恐れ多くて感想が書けない」とか「○○さんにしか書けない作品」、「まるで純文学」とか並んでいるんだから、新規の読者が作品に対して設定するハードルの高さは…見上げるほどになってしまう気がする。素直にレビューを参考にすれば、「そこまで言われるほどの傑作なんだ?」と期待せずにはいられないというか。
で、その状態のまま作品を読み終わると、もとの基準値が高すぎるだけに粗も目立ち、「なんだ、この程度なの?」という気分になるというか…。
実際に上手いんだけど、構成、心理描写、ストーリーの起伏と、ファン(固定客)じゃない読者にとっては要求レベルを満たしてない項目がある。それも個性だし、問題があるわけじゃないけど、癖があるだけに、ファンじゃない読者には読みづらかったりもする。
高級な店で食事をしていて、「この料理はちょっと自分の舌に合わないな」と思っているところに、周りの常連客のテーブルから「この味が分からない人って、かわいそうね」って聞こえてくるみたいな状況を想像してしまった。
…絶賛するのはいいんだけど、他の味覚を持った人も存在するんだけどな~、という気分になってくる。そこで黙って店を出る人も多いけど、なかには素材や調理法について語り出す人もいるわけで。
べつに作者さんには何の責任もないんだけど。上げられれば上げられるほど、落とされたときのダメージって大きいものなんじゃ…。
で、他の人はどんな感想を持ってるんだろうと、ちょこっとレビューとかを拝見していて、「こりゃ叩かれやすいわ…」と思わず呟いてしまった。
ファンによる絶賛感想の数々に驚いた…。
知らない作家さんの作品を手に取る前に、レビューを参考にする人も多いと思う。
そこで「恐れ多くて感想が書けない」とか「○○さんにしか書けない作品」、「まるで純文学」とか並んでいるんだから、新規の読者が作品に対して設定するハードルの高さは…見上げるほどになってしまう気がする。素直にレビューを参考にすれば、「そこまで言われるほどの傑作なんだ?」と期待せずにはいられないというか。
で、その状態のまま作品を読み終わると、もとの基準値が高すぎるだけに粗も目立ち、「なんだ、この程度なの?」という気分になるというか…。
実際に上手いんだけど、構成、心理描写、ストーリーの起伏と、ファン(固定客)じゃない読者にとっては要求レベルを満たしてない項目がある。それも個性だし、問題があるわけじゃないけど、癖があるだけに、ファンじゃない読者には読みづらかったりもする。
高級な店で食事をしていて、「この料理はちょっと自分の舌に合わないな」と思っているところに、周りの常連客のテーブルから「この味が分からない人って、かわいそうね」って聞こえてくるみたいな状況を想像してしまった。
…絶賛するのはいいんだけど、他の味覚を持った人も存在するんだけどな~、という気分になってくる。そこで黙って店を出る人も多いけど、なかには素材や調理法について語り出す人もいるわけで。
べつに作者さんには何の責任もないんだけど。上げられれば上げられるほど、落とされたときのダメージって大きいものなんじゃ…。
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