夜光花 徳間書店 2010/09

あらすじは読まないので、表紙とタイトルから、監禁ものだろうと思った。
苦手なんだよなー、これは課題図書だなー、と重~い気分で読み始めた。


ネタバレ
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なかなか読みやすいし、面白かったんだけど。どうにも、理解はしづらかった。
高校生が付き合って1年しか経っていない相手に対して、浮気とか決定的な何かがあったわけじゃないのに、そこまで執着するものなのかな。…執着するだけの過程が見えないので、なんか唐突な感じがしてしまった。
執着系は苦手なんで、攻が受を監禁しようとして、受がそれを喜ぶ場面では、ウゲーっと思ってしまった…。
そんな私がこの作品で1番面白く読んだ場面は、攻にすべてバレてしまい、別れる場面だった。別れてくれて、すっきりした。うっとうしいよ~、はいはい、次いこうよ、次!って感じで。
ほんと、執着系って共感できなくて。こういう作品の良さが分からなくて、もったいないと思う。男は攻だろうが受だろうが、さっぱりしてるほうがいいわ~。
ラストの決断も、見事に世界の閉じた執着系で、いっそのこと、もっと痛重暗くしたほうが、面白かったかもしれない。

あと、薫はお父さんの彼かと思った。

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