狼と狐の夜

2012年12月13日 高遠琉加
大洋図書 2012/11

お久しぶりの高遠さんの新刊。
「最近、高遠さん新刊出さないね」と言ったら、「出たばっかりだよ」と教えられ、慌てて購入。

けど、またシリーズものか~。
止まってるシリーズものの続きを先に出してほしかったな。

ネタバレ
------------------------------------------

面白かった。
桐島が零やヤクザに振り回されるだけじゃなくて、自分から行動しているところがよかった。なつかない野良猫タイプの零も鍵をお守りにしてたり、実は結構可愛いところがあるし。
事件や過去の話でテンポよく話が進むし、満足~。

初期作品に比べて、乙女チックな表現が減ってきて、読みやすくなった。
ただ、新橋の鉄板焼き屋が主人公なら、普通は若くてもオヤジっぽいキャラになるところだと思うのに、ストイックで穏やかなところが、高遠さんらしいと思った。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索