杉原理生 徳間書店 2012/09
久しぶりに杉原作品。
もう読まないだろうと思っていたんだけど、お借りしたので(ありがとう)。
高久さんのイラストが素敵だ。
あと、椎崎さんもそうなんだけど、ストーリーと設定がわりと私好みなことが多くて、つい期待してしまうところがある。
読んでも感想書く暇がなくて、かなり前に読んだから、結構忘れちゃってるとこも。
ネタバレ
-----------------------------------------
(珍しいかどうかは知らないが)私が読んだ中では数少ない三人称の杉原作品。
おお~、読みやすいじゃないですか!と嬉しく読み始めた。
美少女みたいに可愛かった幼馴染が、大学生になって再会したら、強面に成長していて…という話。
「幼馴染もの=ギャップ萌え」と決め付けたのは花○編集部だったか…。とくに子供の頃に気が弱かったり小柄だったり地味系だった攻が、再会したら頼もしいイケメンに成長!というのが王道らしい。
え、そうなの?!と私はかなり驚いたが、それが幼馴染ものの王道だというなら、この作品は王道なんでしょう。
…と、設定自体はとくに趣味に合わなかったが、幼馴染の再会とか、シェアハウスとかは興味ある設定なので、楽しく読み始めた。
肝心の小説は主人公と攻の恋愛はいいんだけど、脇キャラが出張りすぎ。女装趣味のストレート男も一癖ある従兄弟も異様にマセた少女も、話に味付けをするというより、むしろ薄めているようにしか思えない。
主人公が攻より周囲のキャラのほうを気にしてる感じで、途中でだれた。読むのが面倒くさくて、薄い本なのにあと何ページあるの?と気になってしまった。
キャラの心情をじっくりと綴っていくのが杉原作品の良さだと思うけど、とくに魅力的でもない主人公の散漫な心情をダラダラと積み上げられるのは、読んでて辛い。
肝心の攻は不器用で可愛いといえば可愛いけど、ここまで喋らないって理解しづらくて。かわいい話なのに、ちょーっと物足りなかった。
久しぶりに杉原作品。
もう読まないだろうと思っていたんだけど、お借りしたので(ありがとう)。
高久さんのイラストが素敵だ。
あと、椎崎さんもそうなんだけど、ストーリーと設定がわりと私好みなことが多くて、つい期待してしまうところがある。
読んでも感想書く暇がなくて、かなり前に読んだから、結構忘れちゃってるとこも。
ネタバレ
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(珍しいかどうかは知らないが)私が読んだ中では数少ない三人称の杉原作品。
おお~、読みやすいじゃないですか!と嬉しく読み始めた。
美少女みたいに可愛かった幼馴染が、大学生になって再会したら、強面に成長していて…という話。
「幼馴染もの=ギャップ萌え」と決め付けたのは花○編集部だったか…。とくに子供の頃に気が弱かったり小柄だったり地味系だった攻が、再会したら頼もしいイケメンに成長!というのが王道らしい。
え、そうなの?!と私はかなり驚いたが、それが幼馴染ものの王道だというなら、この作品は王道なんでしょう。
…と、設定自体はとくに趣味に合わなかったが、幼馴染の再会とか、シェアハウスとかは興味ある設定なので、楽しく読み始めた。
肝心の小説は主人公と攻の恋愛はいいんだけど、脇キャラが出張りすぎ。女装趣味のストレート男も一癖ある従兄弟も異様にマセた少女も、話に味付けをするというより、むしろ薄めているようにしか思えない。
主人公が攻より周囲のキャラのほうを気にしてる感じで、途中でだれた。読むのが面倒くさくて、薄い本なのにあと何ページあるの?と気になってしまった。
キャラの心情をじっくりと綴っていくのが杉原作品の良さだと思うけど、とくに魅力的でもない主人公の散漫な心情をダラダラと積み上げられるのは、読んでて辛い。
肝心の攻は不器用で可愛いといえば可愛いけど、ここまで喋らないって理解しづらくて。かわいい話なのに、ちょーっと物足りなかった。
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