楽園の蛇

2013年2月13日 高遠琉加
徳間書店 2013/01

すっかり内容を忘れていた1巻を再読し、張り切って読んだ。
正直、1巻のストーリーはそれほど面白いと思わなかったんだけど、キャラに魅力と舞台に魅力があったので、続きは楽しみにしてた。

ネタバレ
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話がいろいろ進んで、期待以上に面白くなってきた。
ちょっとなにこれ、面白いんですけど~。早く3巻~~!!

事件とそれぞれの思いが重なり合って読み応えがある。少年たちの危うい関係性とか、手入れをされた庭とか、高遠さんらしい繊細で綺麗な描写も多い。ちょっと乙女なところも好きだなあ。
にしても、司が苦しんでるときになにやってるんだよ、佐季~。その分?慧介が頑張っているし、慧介とうまくいってほしいんだけど。なんだか司がかわいそうになってしまって。
1巻では感情移入しづらいキャラだったけど、今回は気持ちが分かりやすかった。司の視点は減っていたんだけど、キャラに慣れてきたというか、分かってきたというか。
意外に熱血?な流の過去もよかった。どうにか佐季を引き戻してあげてほしい。
佐季の養母、胸の傷と、まだ過去の暗部は残ってるようだし…。どっちにしても悲しい話が出てくるんだろうけど。
一番好みなのが流だから、日置にネクタイ結んでもらってるシーンが最高でした~。
やっぱり流は受だよね!と思いつつ、この二人には恋愛なんてしてほしくなかったり…。腐れ心も複雑です。

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