洸 徳間書店 2011/03

アメリカもの。

ネタバレ
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面白かった。
アメリカシリーズ、いいなあ。
小説というより、映画に近いテンポとストーリー展開。仕事関係は話が分かる程度の説明で済ませ、恋愛と事件と山場を詰め込み過ぎないように見せていく手法というか。この長さでこれだけ要素を詰め込んだら普通はキツキツなんだけど、この作家さんは余裕を持って終わらせる。
このバランス感覚が素晴らしいと思う一方で、長編を読んでみたいような。

恐竜の化石の発掘をしてる古生物学者とFBI捜査官という設定だけで嬉しくなっちゃうけど、中身もちょっと昔のアメリカのドラマみたいな雰囲気で、事件性とかなくてもわりと楽しめちゃう。けど、事件も興味深いし、洞窟に閉じ込められてしまってから無事に脱出するまでの話も盛り上がって楽しかった。
最後、遠距離恋愛をものともしない二人がよかったな~。

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