ドアをロックするのは君 (二見書房 シャレード文庫)
2013年4月13日 鳩村衣杏
鳩村衣杏 二見書房 2012/08
続編。
前作を再読しようと思っていたら、手放してしまっていた…。
まあいいや、たぶん内容は覚えてるはず。
ネタバレ
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正直、私にとってはキャラが微妙だった前作。頼久も甲田も癖が強すぎる気がしてたけど、今回は二人とも成長が感じられて、魅力が増していた。
コメディ要素が減った分、キャラに奥行きが出たような。
子供が熱を出したときの甲田の発言はひどくはあるけど、自分が余裕がないときって人の冷静な態度が冷たく感じられてしまったりもするし、相手にももっと危機感を持ってもらいたくなるし。良い悪いは別にして、そう言いたくなる気持ちは分かった。
頼久が本音をぶつけたのは、我慢するよりも大変だったろうけど、勇気を出してくれてよかったな~と。
ムネの母親はどんな理由があっても駄目なことをした。ただ…、子供に愛情があるだけマシかも。人間の弱さや狡さが描かれないBLは薄味だし、そんな悪い意味でのファンタジーには感情移入できないし。
いい話だった。縁日に行く話も素敵だった。
続編。
前作を再読しようと思っていたら、手放してしまっていた…。
まあいいや、たぶん内容は覚えてるはず。
ネタバレ
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正直、私にとってはキャラが微妙だった前作。頼久も甲田も癖が強すぎる気がしてたけど、今回は二人とも成長が感じられて、魅力が増していた。
コメディ要素が減った分、キャラに奥行きが出たような。
子供が熱を出したときの甲田の発言はひどくはあるけど、自分が余裕がないときって人の冷静な態度が冷たく感じられてしまったりもするし、相手にももっと危機感を持ってもらいたくなるし。良い悪いは別にして、そう言いたくなる気持ちは分かった。
頼久が本音をぶつけたのは、我慢するよりも大変だったろうけど、勇気を出してくれてよかったな~と。
ムネの母親はどんな理由があっても駄目なことをした。ただ…、子供に愛情があるだけマシかも。人間の弱さや狡さが描かれないBLは薄味だし、そんな悪い意味でのファンタジーには感情移入できないし。
いい話だった。縁日に行く話も素敵だった。
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