新書館 2013/06

地味系の砂原さん。
地味好き、スーツ好きなので、面白かった。

ネタバレ
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砂原さんのキャラやストーリーは色物じゃなくても、癖が強いことが多いと思うんだけど、この作品は癖を抑えて、わりと地に足がついているというか、平凡系というか。そこが読みやすくてよかった。…まあ、二人ともイケメンなんだけど。

人気ドラマ『片棒』(笑)みたいに派手な活躍はできない刑事もの。
「恋愛できない」といってるだけあって、仕事してる時間が長いのも好み。やっぱり仕事を放り出して恋愛に走られると萎えるし…。
ちゃっかりした後輩×しっかりした先輩って感じかな。
口実と丸分かりの「お試し」を持ちかけられて、男同士の恋愛についても真面目に考えてみようとする本名が面白い。変なところで素直というか。
塚原にもらった携帯灰皿を大事にしすぎて使えないとか、なんか可愛いし。
塚原も年下らしい可愛げがあってよかった。素直になれなくて、本名と仲が悪いみたいになっちゃってるあたりも、不器用で好き。

続編の斉田と真帆の話も暖かくてよかった。人情のある刑事ものって、やっぱりいいなー。
動物園のツナギペアルックもツボ(笑)

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