またサッカーのこと

グループリーグ敗退ってことで、国内での反応は結構厳しいものだと思う。
サポーターが「よくやったね、強豪相手に善戦したね」なんて言ってたら、確かにダメだろうし、いい傾向なんだろうと思う。
とはいえ、海外メディアは賞賛してくれるところが多かったようで、やっぱり嬉しい。
敗戦チームからＭＯＭに選ばれた香川はもちろんのこと、移籍に向けてのアピールが必要な本田と岡崎も軒並み高評価だったようで嬉しい。
あと、国内では評価が低すぎる気がしていた（ミスはともかく、献身的に動いてた）長谷部が、イタリア紙ではわりと採点が高くて、ちょっと安心。

あと、采配が～とか、監督かえろ～って意見はちょっと早いと（素人の私は）思う。
昔の代表の不甲斐ない戦い方（Ｗ杯の試合でシュート外してもへらへら笑ってる奴いたし）をよ～く覚えている身としては、イタリアに惜敗して叩かれるほどに代表が成長したことって、ものすごいことだと思ってしまうから、ザックのやり方で続けてほしい気がする
もう本選の１年前だから、これで下手な新監督を連れてこられて、調子崩したら怖い！というのが正直な気持ち。

まあ、とりあえず、メキシコ戦も頑張ってもらって、本田にはまたデカいことを言ってほしい。
最初からベスト８が目標なんて言ってたら、何世紀かかっても優勝なんてできないと思うし、掲げる目標は高いほうがいいんじゃないでしょうか。

◆コンフェデレーションズ杯　▽１次リーグＡ組　日本３─４イタリア（１９日、レシフェ・ペルナンブコ競技場）　岡崎の不敗神話が崩れた。２―３の後半２４分にＭＦ岡崎慎司（２７）＝シュツットガルト＝が一時は同点となるゴールを決めたものの、その後に決勝点を奪われ３―４で敗戦。代表通算３４得点目で初の敗戦を喫したが、攻守に存在感を見せつけた。ＭＦ本田圭佑（２７）＝ＣＳＫＡモスクワ＝は「デカいことが言えなくなった」と“敗北宣言”。Ｗ杯での出直しを誓った。

本田は試合後、整列せずに早足でロッカールームへ向かった。サッカー協会関係者２人の制止を２度、振り切る。最後は力ずくで戻されベンチに座らせられると、タオルを頭からかぶって、うつむいた。「いい試合をしたというだけでは意味がない。２試合で大会が終わってしまったのは事実」。そして「残念です」と絞り出した。

前半２１分、岡崎が獲得したＰＫ。本来は真ん中にしか蹴らないが、ブッフォンがそのデータを知っていると判断。意を決して右隅に蹴ると、一瞬動きの遅れた相手の指先をかすめて先制点が生まれた。後半２６分にはドリブルから右足シュート。だが、終わってみれば２点差を逆転されての敗戦。大会前から公言してきた「優勝」には遠く及ばない、１次リーグ敗退が決まった。

「プレー内容は話さない。話したとしても説得力ゼロなんで。俺は散々デカいことを言ってきたし、ここでみなさんに何を書かれても、それはしっかり（受け止めたい）。自分もＰＫでの得点しかないということもしっかり受け止めたい」

６日に日本を出発後、取材エリアでは無言を貫いてきた。従来なら「集中を高める」ため、試合前日は取材を受けない習慣を持っていたが、今回は１３日間も取材には応じなかった。それだけ全身全霊を注いだコンフェデ杯。「またデカいことを言えるように準備していきたい。違うステップに向けて」。１年後のＷ杯へ、今度は「世界一」を胸に秘め、努力の日々が始まる。