大洋図書 2013/03

表題作と『largo』の新装版。
初期のエダさん作品って、本当に私の趣味に合わないなあと再確認。

ネタバレ
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表題作は、恋人の指示で他の男に抱かれるという状況を受け入れている主人公にまったく共感できなかった。いくらなんでも流されすぎだし、歪んだ恋人を歪んだまま放っておくのも冷たいような。とりあえず、少しぐらい話し合おうよ…。
しかも、同性の恋人がレイプされた復讐として、相手を殺して自分の目をって…ここまで凄い事件を起こしたら、週刊誌とかの格好のネタだろうし、出所後に静かに生活できないと思う。本当にこんな事件を起こしたらって、ついリアルに想像しちゃって、…玲治は変わった苗字だし、親戚とかキツイだろうなあと思った。

『集い』の点字を習う場面がなんか好き。
書き下ろしは…同棲を始めたばかりの頃の話が読みたかったな。年齢のわりに大人の渋さや魅力もなかった。それに、猫視点とか、まったく興味持てないわ。

『largo』は何度目かの再度。
ピアニストとしての先が見えないし、六実の演奏会とかコンクールとか、本格的な演奏場面がなくて残念だった。

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