オハル 大誠社 2011/05
『テミス~』が面白かったので、苦手そうな話だけど読んでみた。
ネタバレ
-------------------------------------------
あらすじの最初の「暴行された過去」という文字だけ読んで買った。
痛い系は読みたくないけど、まあ、過去の出来事だし、大丈夫でしょ!と思っていたら…わりとリアルタイム描写だった。
犯人との出会い(一目惚れらしい)から、拉致監禁されて、刺青彫られながら暴行されるところまでで、心が折れそうになった。
こんな猟奇攻はイヤだ!!
と心の中で叫んだが、…それは私の勘違いで犯人は攻ではなかった。
よかった……。ものすごく怖かった……。
それはともかくとして、突っ込みどころの多い話で、ちょっと誉めようかと思っていたのだが、誉めるところまで感想を書く気力が続かなかった。
まず、文章は視点の切替がはっきりしなくて読みづらい。主人公の視点が長いから一視点なのかと思ったら、途中で攻の視点に変わり、ランダムに交替を繰り返して、犯人の視点まで出てくる。
「とりあえず、お前は誰だ、名乗ってくれ」ってところから始まるので、ちょっと疲れる。
拉致監禁より警察対応のまずさに暗い気分になった。
…警官に対して殺意を口にしてナイフを振り回した犯人に殺人未遂の罪状がついてないのは、役立たず過ぎて税金ドロボーなんじゃ。これで殺人未遂にならないなら、殺人未遂ってなんだろうって思った。
警察署に脅迫電話をかけてきてるのに、録音もしないし。階段から突き落とされて入院してるのに、どうせ証拠がないからって捜査もしないし。
だいたい、刑事としての自覚はないんだろうか。主人公はそんな被害に遭ったら、最低限、防犯しっかりしたマンションに住もうよ。なぜ、ストーカー被害に遭ってるのに、警戒せずに生活できるのか。
刑事さんたち、スタンガンは飛び道具じゃないから、犯人と距離取ろう。なんで無防備に近づくのか、さっぱり理解できない。
ハッピーエンドのはずなのに、犯人がすぐ出てくるぞってところで終わってるから後味の悪さばかり残った。ラブの印象はほとんど残ってない…。
槙島はいいな~と思った。
『テミス~』が面白かったので、苦手そうな話だけど読んでみた。
ネタバレ
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あらすじの最初の「暴行された過去」という文字だけ読んで買った。
痛い系は読みたくないけど、まあ、過去の出来事だし、大丈夫でしょ!と思っていたら…わりとリアルタイム描写だった。
犯人との出会い(一目惚れらしい)から、拉致監禁されて、刺青彫られながら暴行されるところまでで、心が折れそうになった。
こんな猟奇攻はイヤだ!!
と心の中で叫んだが、…それは私の勘違いで犯人は攻ではなかった。
よかった……。ものすごく怖かった……。
それはともかくとして、突っ込みどころの多い話で、ちょっと誉めようかと思っていたのだが、誉めるところまで感想を書く気力が続かなかった。
まず、文章は視点の切替がはっきりしなくて読みづらい。主人公の視点が長いから一視点なのかと思ったら、途中で攻の視点に変わり、ランダムに交替を繰り返して、犯人の視点まで出てくる。
「とりあえず、お前は誰だ、名乗ってくれ」ってところから始まるので、ちょっと疲れる。
拉致監禁より警察対応のまずさに暗い気分になった。
…警官に対して殺意を口にしてナイフを振り回した犯人に殺人未遂の罪状がついてないのは、役立たず過ぎて税金ドロボーなんじゃ。これで殺人未遂にならないなら、殺人未遂ってなんだろうって思った。
警察署に脅迫電話をかけてきてるのに、録音もしないし。階段から突き落とされて入院してるのに、どうせ証拠がないからって捜査もしないし。
だいたい、刑事としての自覚はないんだろうか。主人公はそんな被害に遭ったら、最低限、防犯しっかりしたマンションに住もうよ。なぜ、ストーカー被害に遭ってるのに、警戒せずに生活できるのか。
刑事さんたち、スタンガンは飛び道具じゃないから、犯人と距離取ろう。なんで無防備に近づくのか、さっぱり理解できない。
ハッピーエンドのはずなのに、犯人がすぐ出てくるぞってところで終わってるから後味の悪さばかり残った。ラブの印象はほとんど残ってない…。
槙島はいいな~と思った。
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