砂原糖子 新書館 2013/11/09

雑誌掲載時に読んでたから、冒頭の面接場面が懐かしかった。

ネタバレ
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面白かった。
面接時の店長さんの気持ち、分かるな~。バイトに「はぁ」なんて返事されたら疲れるよ。
…そんな話はともかく、高校生の凜生が倉林に惹かれた理由はちょっと分かりづらい。本人も分かってないわけだけど、そこから恋を自覚していく過程で、倉林のどこに惹かれたのか見えてくるところがよかった。

高校生から見たら、29歳ってリアルにおじさんかも…と思ったりも。相手の年齢考えて、必要以上に身構えてしまう倉林の気持ちも分かるし。

店長のために苦手だった接客も頑張る高校生が可愛すぎる。年下攻はこういうところがいいなー。
自覚がないまま嫉妬したりする、ぼやーっとしたところも面白かった。

口の悪い親友くんは、もうちょっと出番があってもよかったような。

鉛筆彫刻はこの作品が雑誌掲載された頃、ちょうど記事になってて、写真を見たことあるけど、鉛筆の芯のアルファベットが連なってた…凄過ぎ。手先の器用さも凄いけど、よくこんな細かい作業する気になるなっていう意味でも凄い。

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