李丘那岐 心交社 2013/12

文庫としては長いし、面白いと思ったんだけど、意外と残らなかった。

ネタバレ
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受がなかなか素直になれないし、攻を信じられないけど、ちょっとずつ近づいていく感じがよかった。
ただ、全体的には面白かったけど、ところどころ引っかかった。
好きな子はいじめてしまうタイプといっても、攻の最初の暴言は常識を疑うレベルだし…。その後の言動も少し…。
あと、攻がすごいのは分かったけど、コンシェルジュである受の活躍をもっと見たかった。
受は客に強姦されそうになってるのに、まだ客として扱うかどうか迷ってるって、いくらなんでも状況的にありえないような…。ピンチに攻が助けにくるっていう盛り上がる場面なのに、こういう不自然さがあると冷めてしまう。

ところで、コンシェルジュがいるような高級ホテルの宿泊料がどれほどのものなのか知らないけど、客一人一人にこんなお金のかかるサービスできるかなあ?
草木染のスカーフをプレゼント → 結構高いものなので、恐らく数万円。
観光の下見 → タクシー代往復で1-2万円?
高級ホテルも経営が厳しいイメージあるし、安い価格設定のパックを作ったりして集客してる気がするけど。

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