夜光花 徳間書店 2013/12

久しぶりに読む夜光花さん。
続き物なら、あらすじに書くとか巻数振るとかしてほしい。

ネタバレ
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読みやすい文章だし、話も面白いからサクサク読めた。
で、残りページ数が少なくなってからシリーズものだと気づき、ちょっとガックリ。

面白いけど、蟲描写やだなー。
七生がショックを受けていた蟲との同化の話もグロい。

蟲退治は、金が有り余ってる一族なんだし、もうちょっと効率がいい方法がありそうなものだが。
なんで個人の動体視力やら反射神経に頼って、日本刀でぶった切るという古典的な方法しか使わないのか。蟲に噛まれても大丈夫な防護服とかジェラルミンの盾とか使って、冷凍するなりネット状のもので捕獲するなり、いくらでも動きを止める方法はありそうな気がする。
…なんてツッコミは、ラノベには無用なんだろうけど、ついつい。

七生のキャラがいいな~と。二面性があるって、どういう面が出てくるんだろう。
攻の水雲はあまり好きになれないタイプかな。人の記憶を操作し、暗示をかけて思い通りに操れる…という超能力は、やっぱり気分がよくないし、なんでも思い通りになるキャラって親近感がわかない。

ネーミングが…どうかと思った。
七生って、男の子に「ななみ」かよ…と、どうしても思ってしまうのは、私が古い人間だからか。しかも愛称はヒル…。うーん…。
水雲(モズク)の名前が出てくるたびに、海藻…と思い、モズという愛称で鳥の百舌鳥を連想してしまった。うーん…。
あと、蟲使いという言葉でナウシカを思い出した。

話が終わらなかったので、なんだかどうでもいい感想になった…。

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