ジョシュ・ラニヨン 訳:冬斗亜紀 新書館 2013/12

翻訳もの。
BL的な扱いで売ってるけど、別のジャンルって気がする。
ゲイの小説?

ネタバレ
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面白かった。
海外ものを読む際の重要ポイントである翻訳の文章も上手かった。
書き方が、いわゆるラノベじゃないと思う。だから、BLでもないと思う。
じゃあ一般文芸のミステリとかサスペンスかというと、それもちょっと違う気がする。日本でもよく見かける軽いノリのミステリって感じかなあ。描写がしっかりしてるから、読み応えがあった。

後半、この1冊で事件は解決するのかと心配になったけど、きれいにまとまるテンポもよかった。主人公と刑事が惹かれ合っていく過程なんかは、きっちりロマンス仕立てだし。続きも楽しみ。
シリーズ3冊目が賞を取ったと書いてあったので、3冊目まで無事に刊行するといいな~と。

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