いおかいつき 徳間書店 2012/01

表紙。
どうでもいいけど、普通はエプロンつける前にネクタイはずさないかな。


ネタバレ
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雰囲気が柔らかくて読みやすいけど、突っ込みどころが多かった。
まず、主人公の一歩が近所の小学生の洋平に声をかけるところ。人の買い物袋の中身を見て食生活を説教とか、昭和のおばちゃんか!と言いたくなるお節介ぶり。
その後、事情も知らずに人様の家庭に口出しするのも呆れる…。
そりゃあ、小学生に夜中一人で留守番させるのは問題がある。アメリカなら通報されちゃうのかな?
でも、頼れる親戚がいなかったり、家政婦を雇うだけの経済力がなかったりするシングル家庭は多いでしょ…。お金があっても、夜中に小学生を安心して預けられる業者なんてないような…。
これを責められたら、親子一緒に住むのを諦めて、施設にでも入れるしかないんじゃないかなあ…。
一歩、いい人なんだけど…、無神経というか。

攻の子供と元妻が男同士の恋愛を推奨するのもファンタジー過ぎ。愛し合ってるならいいんじゃない?って理解を示すなら分かるんだけど、「男同士のほうが向いてると思う」って、ゲイでもない自分の父親や元夫にそんなこと言う人間はいないと思う…。
洋平が可愛いだけに、もったいない。

後半の当て馬高校生は中途半端で、スピンオフ狙い?と思った。思わせぶりな言動を繰り返させて、変わった性格に設定しているわりに、結局なんだったの?と聞きたくなるような引き際で。

どうでもいいけど、上下階に住んでて隣人なの?って何度も引っかかった。

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