新書館 2014/05

地味系。

ネタバレ
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ある日、ベランダに半裸のイケメンが降ってくるという出会いが笑える。たとえ事情を説明しても、女性宅ならアウト(警察に通報レベル)だろうなあ。
そんなインパクトのある始まりなのに、その後はひたすら地味という印象。渡海作品にありがちな(…)、ついていけない超展開もなかったから、のんびり楽しめた。
それに、渡海作品では珍しく、攻が穏やかないい人だった。意地悪攻が多い印象だから、今回は普通だな~と思いながら読んだ。
でも、台詞や考え方が渡海節というか、言い回しに少し癖があるせいか、どの作品を読んでも、キャラが似たように感じる…。

攻の勘違いは、読者には勘違いしていることが分かるようになっていて、ややこしいことになってるな~と、傍観する感覚で読める。特定キャラに感情移入しなくていいのが楽でもあり、物足りなくもあり。ゲイでもない主人公が、男を好きになってしまっても、反応が薄いせいか。

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