ジョシュ・ラニヨン 訳:冬斗亜紀 新書館 2013/10

翻訳はこれも冬斗さん。
実はもともと、この方の文章が好きだったから、アドリアン・イングリッシュシリーズも手に取っただけで、内容にはとくに期待してなかった…。
で、読んだら予想外に面白かったので、同じ作者の別作品も読んでみることに。


ネタバレ
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これも面白かった。
事件を追うミステリというより、記憶喪失になったことがきっかけで、人生を見直していく話だと思う。美術館とコテージの描写もいいし、テンポもよくて読みやすい。
単純な話を短めにまとめているのも、上手だな~と。…もっと長くしようとしたら、たぶんドロドロした内容になるだろうし、この長さに収めて正解というか。

自分の失敗から一度失った相手を取り戻す場面がよかった。

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