徳間書店 2014/10

砂原さんは、私にとって数少ない作家買いの作家さんだけど、イラストが穂波さんってところも嬉しい。

ネタバレ
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面白かった。
灰との戦い?だけでもご当地ものとして面白いけど、職業ものとしてもよかった。
鹿児島の降灰が、それほどひどいとは知らなかったなあ…。

口の悪い久我山だけど、意外と素直にアドバイスを聞いたり、会社の同僚に親切にしたり(左遷されても相手を責めないし)、仕事熱心でいい奴だな~と。
…バスでの出会いは、久我山のほうに同情するなあ。割り込みの後に公共の場でイチャついてるカップルとか、許せないわ。差別発言は最低だけど、キレちゃう気持ちは分かる。もちろん、いくらキレても、言っちゃいけないことはある…。

続編は中馬の登場の仕方がよかった。これで追いかけてこないようなら、本当に気持ちを疑っちゃいそう。
でも、支局長が格好よすぎて、美味しいところを持っていかれたような(笑)

火山の噴火を待ち望む主人公。
この時期に発売するのは、大変だっただろうなあ…。どこでどういう非難をされるか分からないだけに、出版社も気を遣うというか。よく自主規制しなかったなあ、と驚いた。
ラノベじゃなければ、延期したかも。

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