日高ショーコ 幻冬舎 2015/03
待ってました!、の完結巻。
びっくりするぐらい分厚~い本で、ゆっくり丁寧にフィナーレ。
今の季節にピッタリな、桜の表紙がきれい。
ネタバレ
-----------------------------------------
いま、BLの中で1番好きな漫画。
終わってしまって残念だけど、大満足な1冊だった。
最後までジェットコースター展開はなくて、地味に地道に丁寧に話が進んでいった。それで、確実にキャラが成長して、一歩も二歩も前に進んだところが凄い。
相変わらず落ち着いた雰囲気で、それはそのまま蓉一が守ろうとしている家の雰囲気とも重なっていて、読んでて癒される感じ。
日高さんのスッキリした絵だからこそ、活きている作品なのかもしれない。
1巻ではぼんやりした感じだった蓉一が、5巻ではすっかり表情豊かになって、怒鳴ったりもしてる。誰の目から見ても良い方向への変化で、しかもそれは桜井の影響ってところが素敵だな~。
桜井は調整タイプというか、一歩下がって見守るタイプなんだけど、今回はそれだけじゃ駄目だと気づいて、踏み込んでいってた。若い蓉一だけじゃなく、桜井も成長してる。竹さんや菖太、藤本もそれぞれ成長してるところがよかった。
吉富さんや柏木さんとの関係も含め、群像劇としても面白かった。
菖太は強い子だな~。
蓉一の両親の話は悲しい話だけど、納得したというか、まあ全部分かってすっきりした。たぶん、一番辛かったのはお母さんじゃないかな。自覚がないにしても。
それにしても、蓉一が素直で頑張ってて可愛いわ~。短い髪もカッコいいし。
桜井の転勤でどうなるの?と心配だった二人の関係も、遠距離でもまったく問題がなさそうで、こういう時期があってもいいかも?と思えた。
これだけ年齢が離れている二人だけど、対等の関係なのがよかった。どっちかが一方的に甘えるとか頼るとか、守るとか支えるとか、そういうんじゃなくて、「二人で育てていけばいい」っていう関係。素敵だ。
小冊子の話も楽しかったし、また彼らの日常話が読みたい。
とりあえず1巻から読み返そう。
待ってました!、の完結巻。
びっくりするぐらい分厚~い本で、ゆっくり丁寧にフィナーレ。
今の季節にピッタリな、桜の表紙がきれい。
ネタバレ
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いま、BLの中で1番好きな漫画。
終わってしまって残念だけど、大満足な1冊だった。
最後までジェットコースター展開はなくて、地味に地道に丁寧に話が進んでいった。それで、確実にキャラが成長して、一歩も二歩も前に進んだところが凄い。
相変わらず落ち着いた雰囲気で、それはそのまま蓉一が守ろうとしている家の雰囲気とも重なっていて、読んでて癒される感じ。
日高さんのスッキリした絵だからこそ、活きている作品なのかもしれない。
1巻ではぼんやりした感じだった蓉一が、5巻ではすっかり表情豊かになって、怒鳴ったりもしてる。誰の目から見ても良い方向への変化で、しかもそれは桜井の影響ってところが素敵だな~。
桜井は調整タイプというか、一歩下がって見守るタイプなんだけど、今回はそれだけじゃ駄目だと気づいて、踏み込んでいってた。若い蓉一だけじゃなく、桜井も成長してる。竹さんや菖太、藤本もそれぞれ成長してるところがよかった。
吉富さんや柏木さんとの関係も含め、群像劇としても面白かった。
菖太は強い子だな~。
蓉一の両親の話は悲しい話だけど、納得したというか、まあ全部分かってすっきりした。たぶん、一番辛かったのはお母さんじゃないかな。自覚がないにしても。
それにしても、蓉一が素直で頑張ってて可愛いわ~。短い髪もカッコいいし。
桜井の転勤でどうなるの?と心配だった二人の関係も、遠距離でもまったく問題がなさそうで、こういう時期があってもいいかも?と思えた。
これだけ年齢が離れている二人だけど、対等の関係なのがよかった。どっちかが一方的に甘えるとか頼るとか、守るとか支えるとか、そういうんじゃなくて、「二人で育てていけばいい」っていう関係。素敵だ。
小冊子の話も楽しかったし、また彼らの日常話が読みたい。
とりあえず1巻から読み返そう。
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