菅野彰 徳間書店 2015/04

毎日晴天以外の菅野作品を久しぶりに読んだ。

ネタバレ
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リリカルできつかった…。年齢のせいか、こういう感傷だけで進むような話は読みづらくなってきた。
たぶん、もう少し若いころに読めば、読みづらいながらも、もう少し感じるところがあったと思う。けど、いまは無理。ただただ、ついてけない。

走れなくなった理由が自意識過剰というのが…まったく共感も同情もできなかった。そのせいで、主人公に好感が持てなくて、こんな人いるのかな?と首を傾げるばかり。
BLにするより、ニアでとどめておいたほうが面白かったかも。濃い友情として読めば、こういうのもアリというか。
「好きな男に無様な姿を見られたくない」って理由じゃなく、「ライバルに無様な姿を見られたくない」っていう理由のほうが共感しやすかったというか。
どうも恋愛絡みで駄目になる人間って、好きじゃないみたい。
こんなネガティブになるぐらいなら、色ボケで浮かれて駄目になるほうがマシ。

主人公がまた走り始めて、ずっと努力し続けてきたランナーたちより速いタイムなんか出しちゃった日には最悪~とか思っちゃった。

あと、攻のキャラがあんまり好きじゃない。これは単に好みの問題だけど。

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