小松 プランタン出版 2015/07

好きか嫌いかと聞かれると、別に好きでも嫌いでもなかった。
ただ、手元に残そうと思ったから、どちらかというと好きなのかも。

某所のレビューで結構叩かれてた。
叩くほど悪くもないし、絶賛するほどでもないっていうのが、大方の感想なんじゃないのかなあ?
デビュー作なんだから、粗がないほうが不思議だし。

すっかり新人が育たないジャンルになってることを思えば、読者も新人をもっと温かく見守るべきだと思う。


ネタバレ
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表題作含め、2作が失恋で終わるというBLでは珍しい短編集。
ただ、失恋といっても「青春の甘酸っぱい思い出」という感じで、読後感が爽やか。たぶん、当人たちにとっても苦い失恋ではなくて、時々思い出したくなる恋だと思う。
雰囲気重視の漫画だけど、雰囲気に酔ってないのもよかった。単純明快ストーリーやドロドロは結構多いけど、こういう余韻を残すタイプの作品はBLでは貴重かも。

カラーももうちょっとCGを控えてくれると、個人的には嬉しい。

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