越冬

６鉢いたオジギソウのうち、１鉢だけ冬を生き延びた。
オジギソウは暖かい場所（冬でも１５度以上）なら多年草なんだけど、日本の冬は越せないので、一年草扱いなんだそうで。
じゃ、部屋の中で、たまに暖房つけてやれば、なんとかなるかも？と思ってしまった。冬にはすっかり枯れてしまって、ただの枯れ枝って感じの姿になってしまったけど、部屋の中でもなるべく日当たりがよくて暖かい場所に置いてやって、様子を見てみた。
もちろん、オジギソウのために暖房をつけっぱなしにはできないから、本当に寒い真冬の時期だけエアコンをつけてやって、寒さを凌いでもらった。
３月頃、他の植物が芽吹き始めても、オジギソウは枯れ枝のまま。
ただ、１鉢だけは下のほうに小さな小さな葉っぱがついていたので、この子だけは…と諦めずにお世話（といっても、日に当てて、たまに水やりするだけだけど）を続けてみた。それでも、いつまでたっても真冬とほとんど同じ姿のまま。
もう、無理かな～と思い始めた４月の中頃、ようやく黄緑色の芽が出てきた。そして、昨日、パッと葉を広げて、ようやくオジギソウらしい姿に戻ってきた。
触ってもお辞儀はしないし、まだ小さい葉っぱだけど、なんとか越冬に成功したらしい。
…そろそろ、去年採った種を植える季節。