平日に休みが取れたので、映画を観てきた。アナ雪2以来、久しぶりの映画!
土日は混んでるから無理だけど、平日だと車で行けるから楽。道はそこそこ空いていて、駐車場はガラガラ。素敵。
「社会現象」なので一応観ておこうかなあと「鬼滅」を。
なんか明日から入場特典?が追加されるそうなので、今日は空いてるだろうなあと思ったら、やっぱり空いてた。(いつもこれぐらい空いてるのかもしれないけど)
定員600人ぐらいの大型スクリーンだったけど、たぶん100人も入ってなかった。
座席は1個置きで快適。
明日からは全部の座席に座れるらしいので、そういう感染予防的な意味でも、今日でよかったな、と。元々(どんなに好きな作品でも)グッズに興味ないし…。
以下、ネタバレで。
TVアニメのダイジェスト版は見たから大まかな設定は押さえてるけど、原作は読んでないから映画になってる部分の話は予備知識なく見た。
公開から数週間経ってるのに、映画のネタバレを一切見ないで済んだのは本当に幸運だった。(ネタバレしたら、観るのやめたと思う)
普通に面白かった。
アニメを見た時もそうだったけど、はまるってほどではなくて、王道だなあ、ジャンプの漫画っぽいなあという感じ。なんか凄い人気だから、今までのアニメや漫画にはない特別な何かがあるのかと思ってたけど、新味はない。いい意味で王道。
ああ、時流に乗るってこういうことなんだなあと思った。
ちょっと気になったのが、戦闘シーンで効果音(爆発音みたいなやつ)が入ると、キャラの声がかき消されて、台詞が聞こえない。なんて言ってるか分からないことが、ちょいちょいあった。聞こえないと、逆に気になる(笑)
主人公が夢の中で死んだ家族と再会して号泣する場面でちょっともらい泣き。そのあとは割とあっさりとした展開。今回の鬼は、鬼になってしまった悲しいエピソードみたいのが珍しく?なかったし。
で、上弦の鬼が出てきて盛り上がったけど、逃げられてしまうというのが意外な結末だった。勝つか、相打ちかの2択だと思ってた。
それにしても上弦の鬼は、どうしてそんなにキョウジュロウが好きなのか。初対面で名前呼びかい、とツッコミを入れているうちに夜が明けてしまった…。
そして、どうせ助かるんだろう(ジャンプの漫画だし)と思っていたせいで、涙なしで終わってしまった。
もっと純粋な気持ち?で観ていたら、感動したのかもしれない…。少し反省。
あと、柱だったお父さんはどうして無気力になっちゃったんだろうと疑問が残った。今度、甥っ子に漫画を貸してもらおうかな…。
土日は混んでるから無理だけど、平日だと車で行けるから楽。道はそこそこ空いていて、駐車場はガラガラ。素敵。
「社会現象」なので一応観ておこうかなあと「鬼滅」を。
なんか明日から入場特典?が追加されるそうなので、今日は空いてるだろうなあと思ったら、やっぱり空いてた。(いつもこれぐらい空いてるのかもしれないけど)
定員600人ぐらいの大型スクリーンだったけど、たぶん100人も入ってなかった。
座席は1個置きで快適。
明日からは全部の座席に座れるらしいので、そういう感染予防的な意味でも、今日でよかったな、と。元々(どんなに好きな作品でも)グッズに興味ないし…。
以下、ネタバレで。
TVアニメのダイジェスト版は見たから大まかな設定は押さえてるけど、原作は読んでないから映画になってる部分の話は予備知識なく見た。
公開から数週間経ってるのに、映画のネタバレを一切見ないで済んだのは本当に幸運だった。(ネタバレしたら、観るのやめたと思う)
普通に面白かった。
アニメを見た時もそうだったけど、はまるってほどではなくて、王道だなあ、ジャンプの漫画っぽいなあという感じ。なんか凄い人気だから、今までのアニメや漫画にはない特別な何かがあるのかと思ってたけど、新味はない。いい意味で王道。
ああ、時流に乗るってこういうことなんだなあと思った。
ちょっと気になったのが、戦闘シーンで効果音(爆発音みたいなやつ)が入ると、キャラの声がかき消されて、台詞が聞こえない。なんて言ってるか分からないことが、ちょいちょいあった。聞こえないと、逆に気になる(笑)
主人公が夢の中で死んだ家族と再会して号泣する場面でちょっともらい泣き。そのあとは割とあっさりとした展開。今回の鬼は、鬼になってしまった悲しいエピソードみたいのが珍しく?なかったし。
で、上弦の鬼が出てきて盛り上がったけど、逃げられてしまうというのが意外な結末だった。勝つか、相打ちかの2択だと思ってた。
それにしても上弦の鬼は、どうしてそんなにキョウジュロウが好きなのか。初対面で名前呼びかい、とツッコミを入れているうちに夜が明けてしまった…。
そして、どうせ助かるんだろう(ジャンプの漫画だし)と思っていたせいで、涙なしで終わってしまった。
もっと純粋な気持ち?で観ていたら、感動したのかもしれない…。少し反省。
あと、柱だったお父さんはどうして無気力になっちゃったんだろうと疑問が残った。今度、甥っ子に漫画を貸してもらおうかな…。
ずーっと欲しいと思ってたんだけど、高すぎて手が出なかった作品。
原作を再読してたら、どうしても映画が観たくなって、ちょうど安いやつが出たから(12/4発売)、勢いで買った!
ついでに、ブルーレイのプレイヤーも買った。PCで観れば十分だと思ってたけど、この作品はゆっくりテレビで観たかったから。
あとは観る時間の確保…かな。
本編はブルーレイ、メイキングとかの特典ディスクはDVDだった。
両方、ブルーレイでいいじゃないと思ったけど、そういうものなのかな。
メイキングを吹替で観ようと思ったんだけど、字幕しかなかった。日本語版の制作側が吹き替える必要がないと思ったのか、あまり需要がないのか。
うーん…、私は吹き替えが欲しかった。
映画を吹き替えで観るのは俳優さんの演技が分からないから避ける人も多いだろうし、単にカッコ悪いと思う人も多いみたいだけど、私は吹替のほうが集中して観られるから好き。どうも字幕だと、目が字ばかりを追ってしまって、映像(喋ってる表情とか)を見逃してしまうというか。目も疲れるし。
あと、一緒に観る母親は目が悪いから、字幕が読めないそうで……。
まあそれはともかく、本編を見るのが楽しみ♪
原作を再読してたら、どうしても映画が観たくなって、ちょうど安いやつが出たから(12/4発売)、勢いで買った!
ついでに、ブルーレイのプレイヤーも買った。PCで観れば十分だと思ってたけど、この作品はゆっくりテレビで観たかったから。
あとは観る時間の確保…かな。
本編はブルーレイ、メイキングとかの特典ディスクはDVDだった。
両方、ブルーレイでいいじゃないと思ったけど、そういうものなのかな。
メイキングを吹替で観ようと思ったんだけど、字幕しかなかった。日本語版の制作側が吹き替える必要がないと思ったのか、あまり需要がないのか。
うーん…、私は吹き替えが欲しかった。
映画を吹き替えで観るのは俳優さんの演技が分からないから避ける人も多いだろうし、単にカッコ悪いと思う人も多いみたいだけど、私は吹替のほうが集中して観られるから好き。どうも字幕だと、目が字ばかりを追ってしまって、映像(喋ってる表情とか)を見逃してしまうというか。目も疲れるし。
あと、一緒に観る母親は目が悪いから、字幕が読めないそうで……。
まあそれはともかく、本編を見るのが楽しみ♪
映画、観てきた。
原作が好きなもので、いそいそと。
鎌倉の景色がきれいだし、丁寧に作られていて面白かった。
ただ…原作を読んでいない人は、この映画楽しめるのかなあ?とか思った。
あまり盛り上がる場面がなくて、日常~って感じだから。
色々事件は起きるんだけど、原作のエピソードを盛り込みすぎた分、描写を端折ってるから、ものすごく薄味で淡々と過ぎていくような印象だった。
せっかく雰囲気がいいのに、もったいない!
あと、四姉妹の浴衣は、普通に(原作通りに)カラフルなのじゃ駄目だったんだろうか…。
原作だと、四姉妹はいつもそれぞれのキャラに合ったファッションになってて、「こういうの、好きそう」「似合う!」って感心することが多い。サンダルひとつとっても、キャラの個性が出てるぐらいで。
まあ…原作のイメージとはちょっと違うキャスティングになってるし、似合う服装も違ってくるんだろうけど。
とくに長女の幸がイメージに合わない。他の女優さんがよかったな~。
原作が好きなもので、いそいそと。
鎌倉の景色がきれいだし、丁寧に作られていて面白かった。
ただ…原作を読んでいない人は、この映画楽しめるのかなあ?とか思った。
あまり盛り上がる場面がなくて、日常~って感じだから。
色々事件は起きるんだけど、原作のエピソードを盛り込みすぎた分、描写を端折ってるから、ものすごく薄味で淡々と過ぎていくような印象だった。
せっかく雰囲気がいいのに、もったいない!
あと、四姉妹の浴衣は、普通に(原作通りに)カラフルなのじゃ駄目だったんだろうか…。
原作だと、四姉妹はいつもそれぞれのキャラに合ったファッションになってて、「こういうの、好きそう」「似合う!」って感心することが多い。サンダルひとつとっても、キャラの個性が出てるぐらいで。
まあ…原作のイメージとはちょっと違うキャスティングになってるし、似合う服装も違ってくるんだろうけど。
とくに長女の幸がイメージに合わない。他の女優さんがよかったな~。
今日から公開の映画を観てきた。
わりと原作に忠実に作ってあって、結構満足。
もともとが地味な話なんで、映画も地味だなーって感じだったけど、面白かった。
この作品はもともと父親が4人いるってところが話のポイントだから、そこをしっかり押さえてあればいいというか。
家族ものとしての暖かさも出てたし、話の本筋を上手にまとめてあった感じ。
「電線を使って脱出する必要あった?」という台詞が原作より効果的に使われてて、いいな~と思った。
あと、ササッと謎解きを済ませる手際もよかった。結局1000万円は取れたのか、というのも、やってほしかったな。
名脇役?の殿様と鱒二の父親が出てこないのは、残念だったけど、そこまでやったら間延びしそうだし。
岡田将生と忽那汐里の高校生役は厳しいんじゃないかと思ってたけど、原作が伊坂作品なんで、別にイマドキの高校生っていうキャラじゃないだけに、そこまで違和感はなかった。…岡田くんの学ランにはちょっと無理を感じたけど(笑)
わりと原作に忠実に作ってあって、結構満足。
もともとが地味な話なんで、映画も地味だなーって感じだったけど、面白かった。
この作品はもともと父親が4人いるってところが話のポイントだから、そこをしっかり押さえてあればいいというか。
家族ものとしての暖かさも出てたし、話の本筋を上手にまとめてあった感じ。
「電線を使って脱出する必要あった?」という台詞が原作より効果的に使われてて、いいな~と思った。
あと、ササッと謎解きを済ませる手際もよかった。結局1000万円は取れたのか、というのも、やってほしかったな。
名脇役?の殿様と鱒二の父親が出てこないのは、残念だったけど、そこまでやったら間延びしそうだし。
岡田将生と忽那汐里の高校生役は厳しいんじゃないかと思ってたけど、原作が伊坂作品なんで、別にイマドキの高校生っていうキャラじゃないだけに、そこまで違和感はなかった。…岡田くんの学ランにはちょっと無理を感じたけど(笑)
映画観てきた。
朝9:30っていう早い回なのに結構混んでたのは、連休中で雨だから?
ネタバレ
-----------------------------------------
まあ面白かった。
前半は、原作のあれもこれもとネタを詰め込んでいて、あの場面を実写化するとこうなるのか~という、原作付ならではの面白さがあった。
活気ある古代ローマの街並みや浴場もよかった。
が。
脚本が下手くそ。
最初は笑えたものの、だんだん映画のストーリーの雑さが目に余ってくる。
例えば、1話読み切りの原作では意味のあった奥さんの浮気も、映画(ストーリーの一部)としては何の意味があるのかさっぱり分からない。
ルシウスが暴漢に襲われた理由も、原作を知らないと、たぶん意味が分からない。
ルシウスが上戸彩のいる場所だけに出てくるという設定も不自然で。漫画の「現代日本にタイムスリップして風呂文化を学ぶ機会を得る」という設定の強引さは、それ自体がネタみたいなものだから笑えるんだけど、上戸彩演じるヒロインには実家が温泉旅館という以外とくに風呂との関係もなく、「華が足りないので、無理やりヒロイン作ってみました」という意図しか見えない……。
そして、原作では「呆れちゃうところが多くて頼りないが、どこか憎めない」というキャラ設定のケイオニウスを、気に入らない人間を陥れる悪役として設定しているところがなんとも残念。人情コメディのテルマエに悪役は必要ないだろうに。北村一輝使ってるんだし(人情系の役にぴったり)、もうちょっとフォロー欲しかったかな。
ヒロインの実家が赤字経営の温泉旅館という設定なのに、ルシウスとの出会いは何の影響も与えていないところも雑すぎる。もちろんすべての設定に意味を持たせる必要はないけど、風呂映画で温泉旅館そのものを無意味にしちゃうのは、あまりに雑では?
それと、ルシウスの悩み「自分は平たい顔族の文化を模倣しているだけ」に対して、ヒロインの言葉はいかにも物足りない。その場凌ぎの慰めにしかなっていないような…。そんな中途半端な回答を出すぐらいなら、その悩みには触れないほうがよかった。浴場技師として優秀なんだから、他にいくらでも納得のいく回答は作れるのに。
最後に。平たい顔族の異文化に触れてルシウスがカルチャーショックを受けるのが原作の面白さの1つなのに、タイムスリップしてきたヒロインたちが古代ローマの文化にほとんどまったくといっていいほど関心を示さないところがとても残念。
盛り上げよう、感動させようっていう工夫が、空回りしているように感じてしまった。
朝9:30っていう早い回なのに結構混んでたのは、連休中で雨だから?
ネタバレ
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まあ面白かった。
前半は、原作のあれもこれもとネタを詰め込んでいて、あの場面を実写化するとこうなるのか~という、原作付ならではの面白さがあった。
活気ある古代ローマの街並みや浴場もよかった。
が。
脚本が下手くそ。
最初は笑えたものの、だんだん映画のストーリーの雑さが目に余ってくる。
例えば、1話読み切りの原作では意味のあった奥さんの浮気も、映画(ストーリーの一部)としては何の意味があるのかさっぱり分からない。
ルシウスが暴漢に襲われた理由も、原作を知らないと、たぶん意味が分からない。
ルシウスが上戸彩のいる場所だけに出てくるという設定も不自然で。漫画の「現代日本にタイムスリップして風呂文化を学ぶ機会を得る」という設定の強引さは、それ自体がネタみたいなものだから笑えるんだけど、上戸彩演じるヒロインには実家が温泉旅館という以外とくに風呂との関係もなく、「華が足りないので、無理やりヒロイン作ってみました」という意図しか見えない……。
そして、原作では「呆れちゃうところが多くて頼りないが、どこか憎めない」というキャラ設定のケイオニウスを、気に入らない人間を陥れる悪役として設定しているところがなんとも残念。人情コメディのテルマエに悪役は必要ないだろうに。北村一輝使ってるんだし(人情系の役にぴったり)、もうちょっとフォロー欲しかったかな。
ヒロインの実家が赤字経営の温泉旅館という設定なのに、ルシウスとの出会いは何の影響も与えていないところも雑すぎる。もちろんすべての設定に意味を持たせる必要はないけど、風呂映画で温泉旅館そのものを無意味にしちゃうのは、あまりに雑では?
それと、ルシウスの悩み「自分は平たい顔族の文化を模倣しているだけ」に対して、ヒロインの言葉はいかにも物足りない。その場凌ぎの慰めにしかなっていないような…。そんな中途半端な回答を出すぐらいなら、その悩みには触れないほうがよかった。浴場技師として優秀なんだから、他にいくらでも納得のいく回答は作れるのに。
最後に。平たい顔族の異文化に触れてルシウスがカルチャーショックを受けるのが原作の面白さの1つなのに、タイムスリップしてきたヒロインたちが古代ローマの文化にほとんどまったくといっていいほど関心を示さないところがとても残念。
盛り上げよう、感動させようっていう工夫が、空回りしているように感じてしまった。
久し振りに映画観てきた
2011年5月2日 映画
地味な作品だし、それほど混まないだろうと思ってたんだけど、たぶん満席だった(小さなスクリーンだったからかもしれないけど)。そして恐らく9割方(?)中高年だった。もしかしたら客の半数ぐらいはシニア料金なんじゃ…という勢い。
まあ平均年齢が高いためか?マナーの悪い人が一人もいなくて、びっくりするぐらい快適に観られた。
…花粉の時期を過ぎてて、よかった。クシャミなんてしようものなら、居たたまれなかったに違いない(笑)
あ~、でも映画を観るのは体力的に辛い。『ブラック・スワン』の予告編(明暗が激しく切り替わる)で気持ち悪くなり、本編を観終わった後には眼精疲労でフラフラになった……。
原作は未読。
NHKでドラマ化してたけど、そちらも観てない。
ネタバレ
-------------------------------------------
いや、感動した。いっぱい泣いてきた。
女優さん&子役の演技が上手くてびっくり。正直、演技には期待してなかったのだが。
「誘拐犯を美化している」なんてことはまったくなく、犯罪だからこその苦悩も十分描かれていたし、「彼女の行為は許されるのか?」という問いには、最初からはっきり否、と答えが出してあった。そこがスタート地点だからこそ悲しく、ラストの救いに泣けるんじゃないかと。
まあ平均年齢が高いためか?マナーの悪い人が一人もいなくて、びっくりするぐらい快適に観られた。
…花粉の時期を過ぎてて、よかった。クシャミなんてしようものなら、居たたまれなかったに違いない(笑)
あ~、でも映画を観るのは体力的に辛い。『ブラック・スワン』の予告編(明暗が激しく切り替わる)で気持ち悪くなり、本編を観終わった後には眼精疲労でフラフラになった……。
原作は未読。
NHKでドラマ化してたけど、そちらも観てない。
ネタバレ
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いや、感動した。いっぱい泣いてきた。
女優さん&子役の演技が上手くてびっくり。正直、演技には期待してなかったのだが。
「誘拐犯を美化している」なんてことはまったくなく、犯罪だからこその苦悩も十分描かれていたし、「彼女の行為は許されるのか?」という問いには、最初からはっきり否、と答えが出してあった。そこがスタート地点だからこそ悲しく、ラストの救いに泣けるんじゃないかと。
20世紀少年 第1章 終わりの始まり
2009年2月21日 映画
映画じゃなく、これのテレビ放映版を観た。映画とはなんかちょっと編集が違うらしい。原作読んでないと、ところどころ意味が分からないところがありそうだけど、原作を大事にして作っているなあと感じられる仕上がりだった。…よくこれだけキャラにあったキャストを見つけてきたな、という驚きが。
でも第2章で…トヨエツの外見は変えるのかなあ。原作のあれはちょっとガンダルフを思い出して(笑)よかったんだけど。ちなみに原作のオッチョがカンナと一緒にいる場面は、ナウシカと一緒にいるユパ様みたいな頼もしさがありました。
これは何の感想なんだ……。
いつものお車のためのドライブ、今週は20キロほど離れた姉の家にお見舞いに行ってきた。渋滞してて片道1時間以上もかかった。途中コンビニぐらいしか店がないからお見舞いの品が買えなくて、とりあえず『20世紀少年』全巻を貸してあげることに。…オタクな妹ですまん。
姉は入院するほどではないんだけど、自宅で安静にしているように言われ、仕事も休んで寝込んでた。なんか聞いたことのない病名だったから心配したけど、すっかり元気になってて安心した。でもすごい痩せてしまっていて、やっぱり甘いものでも買って行けばよかったなあと……。早く指立て伏せのできる恐ろしい姉に戻ってくれるといいのだが。
でも第2章で…トヨエツの外見は変えるのかなあ。原作のあれはちょっとガンダルフを思い出して(笑)よかったんだけど。ちなみに原作のオッチョがカンナと一緒にいる場面は、ナウシカと一緒にいるユパ様みたいな頼もしさがありました。
これは何の感想なんだ……。
いつものお車のためのドライブ、今週は20キロほど離れた姉の家にお見舞いに行ってきた。渋滞してて片道1時間以上もかかった。途中コンビニぐらいしか店がないからお見舞いの品が買えなくて、とりあえず『20世紀少年』全巻を貸してあげることに。…オタクな妹ですまん。
姉は入院するほどではないんだけど、自宅で安静にしているように言われ、仕事も休んで寝込んでた。なんか聞いたことのない病名だったから心配したけど、すっかり元気になってて安心した。でもすごい痩せてしまっていて、やっぱり甘いものでも買って行けばよかったなあと……。早く指立て伏せのできる恐ろしい姉に戻ってくれるといいのだが。
「容疑者Xの献身」を観てきた。
ネタバレ!
---------------------------------------------------
失礼ながら正直それほど期待していなかった。原作が好きだと映画にガッカリさせられることが多いから。とくに東野作品のファンというわけではないが、面白い作品だったので、できれば忠実に作って欲しいところだった。
連ドラのように派手な演出を盛り込んで、オリジナルストーリー満載で、サービス精神たっぷりで面白いけど、作品の出来としてはどうなのかなーという仕上がりだと思い込んでいた…。あれはあれで観やすくて好きだったけど、今回は長編が原作なだけにあのノリではどうだろうと心配だった。
で、とりあえずH山目当てで劇場まで行ったのだが、予想外に楽しめた。東野ファンにとって満足できる内容だったのかどうかは分からないが、私には満足できる映画だった。
もうちょっと柴咲コウがうるさいかなー(原作には登場しない役なので、気分的にちょっと邪魔なことが…)、とこれまた失礼な予想をしていたのだが、あくまで脇役として据えてくれて、雰囲気を壊さないでくれたのがありがたかった。ドラマのほうの軽いノリ、派手な演出もなし。
松雪泰子がなかなか役にはまっていたし、娘の美里役の子も笑顔が可愛かった。
そしてなんといっても堤真一の演技がよかった!
最初キャスティングを知ったときは、え、こんなカッコいい石神じゃ、話として無理があるのでは?と思った。見た目は冴えない天才数学者っていう役柄なので。だってこんなカッコいい男ならたとえ取っ付きにくくてもモテるだろうし、「献身」に徹することに説得力がないような…って。
でも、実際演技を見て、そういう設定に無理を感じなかったのがすごいなあと。…顔立ち自体はもちろんカッコいいままなんだけど、近寄りがたいオーラとか、疲れて冴えない感じもよく出ていたし、ラストの号泣シーンは石神の気持ちが伝わってきた。
湯川も原作寄りだったと思う。変人ぶりより学問好きなところを前面に出して、カッコよさより推理のほうに焦点を当てていた。それから石神への友情と敬意が自然と感じられるところがよかった。
全体によくまとまっていて、地味だけど丁寧に作ってある作品だと思った。原作の雰囲気が上手く出ている。
細部が原作と違うのは当然なんだけど、残念だったのは「刑事としてではなく友人として聞いてほしい」という湯川の台詞が、草薙に対してではなく内海に対してのものだったこと。あそこは湯川の思いが伝わってくるいい場面だから、もうちょっとじっくりやってほしかった。長年の友人である草薙相手だから出てきた台詞という気もするので、ここは原作どおりがよかったな。
逆に原作では救いを感じなかった美里の行動がカットされていたのは、後味がよくなってよかったと思う。原作のそこが気に入らないとか不要だとか思っているわけではないけど、映画的には少し甘くしてもいいかなーと。
や~、面白かった。
ネタバレ!
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失礼ながら正直それほど期待していなかった。原作が好きだと映画にガッカリさせられることが多いから。とくに東野作品のファンというわけではないが、面白い作品だったので、できれば忠実に作って欲しいところだった。
連ドラのように派手な演出を盛り込んで、オリジナルストーリー満載で、サービス精神たっぷりで面白いけど、作品の出来としてはどうなのかなーという仕上がりだと思い込んでいた…。あれはあれで観やすくて好きだったけど、今回は長編が原作なだけにあのノリではどうだろうと心配だった。
で、とりあえずH山目当てで劇場まで行ったのだが、予想外に楽しめた。東野ファンにとって満足できる内容だったのかどうかは分からないが、私には満足できる映画だった。
もうちょっと柴咲コウがうるさいかなー(原作には登場しない役なので、気分的にちょっと邪魔なことが…)、とこれまた失礼な予想をしていたのだが、あくまで脇役として据えてくれて、雰囲気を壊さないでくれたのがありがたかった。ドラマのほうの軽いノリ、派手な演出もなし。
松雪泰子がなかなか役にはまっていたし、娘の美里役の子も笑顔が可愛かった。
そしてなんといっても堤真一の演技がよかった!
最初キャスティングを知ったときは、え、こんなカッコいい石神じゃ、話として無理があるのでは?と思った。見た目は冴えない天才数学者っていう役柄なので。だってこんなカッコいい男ならたとえ取っ付きにくくてもモテるだろうし、「献身」に徹することに説得力がないような…って。
でも、実際演技を見て、そういう設定に無理を感じなかったのがすごいなあと。…顔立ち自体はもちろんカッコいいままなんだけど、近寄りがたいオーラとか、疲れて冴えない感じもよく出ていたし、ラストの号泣シーンは石神の気持ちが伝わってきた。
湯川も原作寄りだったと思う。変人ぶりより学問好きなところを前面に出して、カッコよさより推理のほうに焦点を当てていた。それから石神への友情と敬意が自然と感じられるところがよかった。
全体によくまとまっていて、地味だけど丁寧に作ってある作品だと思った。原作の雰囲気が上手く出ている。
細部が原作と違うのは当然なんだけど、残念だったのは「刑事としてではなく友人として聞いてほしい」という湯川の台詞が、草薙に対してではなく内海に対してのものだったこと。あそこは湯川の思いが伝わってくるいい場面だから、もうちょっとじっくりやってほしかった。長年の友人である草薙相手だから出てきた台詞という気もするので、ここは原作どおりがよかったな。
逆に原作では救いを感じなかった美里の行動がカットされていたのは、後味がよくなってよかったと思う。原作のそこが気に入らないとか不要だとか思っているわけではないけど、映画的には少し甘くしてもいいかなーと。
や~、面白かった。
「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」
や〜、面白かった。
以下思いっきりネタバレ。
まだ観てない方は読まないでください。
--------------------------------------------------------
2では、多少物足りない思いをしたが、今回でしっかり返してくれた感じ。
派手な映像の中に小さなネタがいっぱいあって面白い。笑える。
このシリーズ、意外とストーリーが込み入っていると思うけど、すっきり終わってたんじゃないかと。でも、伏線を全部追いきれなかったので、実際のところはよく分からない……。とにかく、あれはどうなったの?っていうところはなかったような。
まあそんなことはともかく、最後はウィルが逞しくなってしまって、かっこよかった。そういえば、最初はこっちが本命で観にいったんだったと思い出した…。
10年に1回しか会えないなら、これぐらいカッコよくないと割に合わないし(?)、よかったね、エリザベス。
や〜、面白かった。
以下思いっきりネタバレ。
まだ観てない方は読まないでください。
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2では、多少物足りない思いをしたが、今回でしっかり返してくれた感じ。
派手な映像の中に小さなネタがいっぱいあって面白い。笑える。
このシリーズ、意外とストーリーが込み入っていると思うけど、すっきり終わってたんじゃないかと。でも、伏線を全部追いきれなかったので、実際のところはよく分からない……。とにかく、あれはどうなったの?っていうところはなかったような。
まあそんなことはともかく、最後はウィルが逞しくなってしまって、かっこよかった。そういえば、最初はこっちが本命で観にいったんだったと思い出した…。
10年に1回しか会えないなら、これぐらいカッコよくないと割に合わないし(?)、よかったね、エリザベス。
映画を観てきた。
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
じんわり感動した。何というか…。感想書きづらいな。
あらすじを読んで想像がつく範囲のことしか描かれていない感じなんだけど、そこをじっくり丁寧に描いてあるから、期待通りに感動できるというか。あー…、でも「感動させてやる」っていう作りじゃなくて。「アルバムの写真を一枚一枚写っている本人の解説付きで見せてもらったら、その人の人生が見えてきて胸に迫るものがありました」っていうような飾らないけど上手な映画だった。と思う。
とてもいい映画だったので、原作を読みたくなって買ってきた。まあハードカバーだから、読むのはいつになるか分からないけど楽しみ。
内容的には上映時間140分を長いとは感じなかったんだけど、体力的にはきつかった…。
眼精疲労でダウン。けど、突発的に映画を観に行ったりしたので、予定が押してしまった。心を入れ替えて頑張らないと。
あ、そうそう主題歌が私の好きなH山さんなので、それも嬉しかった。もう何年もCDは買ってないし、TVに出ててもわざわざ見たりしないんだけど、やっぱりたまに見ると(聴くと)嬉しいなあ。
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
じんわり感動した。何というか…。感想書きづらいな。
あらすじを読んで想像がつく範囲のことしか描かれていない感じなんだけど、そこをじっくり丁寧に描いてあるから、期待通りに感動できるというか。あー…、でも「感動させてやる」っていう作りじゃなくて。「アルバムの写真を一枚一枚写っている本人の解説付きで見せてもらったら、その人の人生が見えてきて胸に迫るものがありました」っていうような飾らないけど上手な映画だった。と思う。
とてもいい映画だったので、原作を読みたくなって買ってきた。まあハードカバーだから、読むのはいつになるか分からないけど楽しみ。
内容的には上映時間140分を長いとは感じなかったんだけど、体力的にはきつかった…。
眼精疲労でダウン。けど、突発的に映画を観に行ったりしたので、予定が押してしまった。心を入れ替えて頑張らないと。
あ、そうそう主題歌が私の好きなH山さんなので、それも嬉しかった。もう何年もCDは買ってないし、TVに出ててもわざわざ見たりしないんだけど、やっぱりたまに見ると(聴くと)嬉しいなあ。
映画館で予告を観ていたら、魚がライオンになっただけみたいな、そっくり設定のアニメ映画にびっくり。中身は違うのかもしれないけど。
「パイレーツ・オブ・カリビアン / デッドマンズ・チェスト」
観てきた。
多分、ネタバレ。
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うーん。楽しかったことは楽しかったが、1のほうが好きだった。1作目は目の保養になったし、もうちょっとテンポよかったから。いや、あの背中は素晴らしかったが…。
大筋は解決させなくてもいいから、2作目は2作目として、3作目に続かない小さなハッピーエンドを用意しておいてもよかったんじゃないのかなあ。あと、各キャラクターの持ち味が活かされてなかったような。
とはいえ、3作目も観にいくと思う。
「パイレーツ・オブ・カリビアン / デッドマンズ・チェスト」
観てきた。
多分、ネタバレ。
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うーん。楽しかったことは楽しかったが、1のほうが好きだった。1作目は目の保養になったし、もうちょっとテンポよかったから。いや、あの背中は素晴らしかったが…。
大筋は解決させなくてもいいから、2作目は2作目として、3作目に続かない小さなハッピーエンドを用意しておいてもよかったんじゃないのかなあ。あと、各キャラクターの持ち味が活かされてなかったような。
とはいえ、3作目も観にいくと思う。
パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち
2006年7月29日 映画
安さにつられて買った…。
以下、ネタバレかも。
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一緒に観た母が目が疲れるから字幕はイヤだ、吹替えがいいというので、渋々吹替えで観た。やっぱり字幕とは色々ニュアンスが違う台詞があったような気がする。
で、ラストのほうのワタクシのお気に入りのウィルの台詞も、ちょっと字幕と違っていた。
呪われた海賊たちは、暑さ寒さも感じず、飢えや渇きも癒されないという体で、決して欲望が満たされることがなくなってしまったというが。
その台詞じゃ私の欲望も満たされない〜!
でも、何がどう字幕と違っていたか、もう忘れてしまった…。
うーん。
けど、やっぱり字幕のほうがいいなあ。吹替えの演技が下手だと、がっくりくるし。
以下、ネタバレかも。
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一緒に観た母が目が疲れるから字幕はイヤだ、吹替えがいいというので、渋々吹替えで観た。やっぱり字幕とは色々ニュアンスが違う台詞があったような気がする。
で、ラストのほうのワタクシのお気に入りのウィルの台詞も、ちょっと字幕と違っていた。
呪われた海賊たちは、暑さ寒さも感じず、飢えや渇きも癒されないという体で、決して欲望が満たされることがなくなってしまったというが。
その台詞じゃ私の欲望も満たされない〜!
でも、何がどう字幕と違っていたか、もう忘れてしまった…。
うーん。
けど、やっぱり字幕のほうがいいなあ。吹替えの演技が下手だと、がっくりくるし。
『コンスタンティン』
本日、2作目はこれ。ちなみに1日2本以上はビデオを観られないことが判明。これ以上は眼精疲労で無理。
最初、観始めた時、なぜ、この作品の登場人物は誰も彼も囁くんだ?!と不思議だった。車の音やガラスが割れる音は普通に大きいのに……。で、しばらく観て、吹き替え部分だけ異様に音が小さいことが判明。レンタルなので、恐らくテープが劣化していたんじゃないかと。好きで吹き替えを借りたんじゃなくて、GWだから字幕版はレンタル中だった…だけなのに。
でも、これ去年の作品なのに、もう?だからさー、DVDばっかり仕入れるから、ビデオの劣化が早くなるんだよ。アナログな人間にも優しい世の中を作ってくださいよ〜。
…そういうわけで、非常に観るのに苦労した。声を聞き取ろうとボリュームを大きくしているので、アクションシーンは心臓に悪い。うう、近所迷惑だから、これ以上物を壊すのはやめて!
嘆きつつも、上(斜め上かな)の画像はDVD…。
もうこのビデオの感想は語りつくした気がするが、あとは作品の
本当にネタバレ感想。
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確かにキアヌ総受…。
と、秋林さんのご感想を思い出しました。
やっぱり半分悪魔(?横文字の名前は覚えられないし、吹き替えは聞きとれないし…)の人より、サタンの愛のほうが強烈で胸に響くものがあった。最初出てきたときは、ただのオヤジ?とか思って悪かった。すぐ隣で息子が生まれようってときに、ジョンにしか目が行かないとは…素晴らしい執着ぶり。まあ、あんな激しいラブコールを受けての再会では無理もないかも。
ジョンも最後までヒロインになびかなかったのは、腐女子の立場からいえば立派だ。
そういえば、最初に発見されたあのアイテム。妙に新しい布に包まれて、地下の浅い場所からあっさり出てきたけど、なんでなんだろう。まあ、崩れかけた遺跡を発掘してて出てくるよりは面白いと思うけど。
色々怖いシーンは多かったが、一番怖かったのは精神病院で下っ端がずらりと並んでたところかも。ううう、バイオハザード2でゾンビに囲まれて、手持ちの武器はナイフだけで、逃げ込んだビルにゾンビが入り込んできて殺されたときのトラウマが……。
適度に怖くて、天国も地獄も近くて遠い場所っていう設定がきっちり最初から最後まで貫かれてて、ジョンがカッコいいので面白かった。
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2005/09/02 ¥3,980 アメコミ「ヘルブレイザー」を原作に、キアヌ・リーブスが、『マトリックス』に続いて救世主的なヒーローを演じる、ホラーテイストのアクション。この世には、悪魔や天使が宿った人間が生息しており、私立探偵のジョン・コンスタンティンは、彼らを見分けることができる。死後、自分が地獄へ送られる運命にあると知った彼は、悪魔を倒すこ…
本日、2作目はこれ。ちなみに1日2本以上はビデオを観られないことが判明。これ以上は眼精疲労で無理。
最初、観始めた時、なぜ、この作品の登場人物は誰も彼も囁くんだ?!と不思議だった。車の音やガラスが割れる音は普通に大きいのに……。で、しばらく観て、吹き替え部分だけ異様に音が小さいことが判明。レンタルなので、恐らくテープが劣化していたんじゃないかと。好きで吹き替えを借りたんじゃなくて、GWだから字幕版はレンタル中だった…だけなのに。
でも、これ去年の作品なのに、もう?だからさー、DVDばっかり仕入れるから、ビデオの劣化が早くなるんだよ。アナログな人間にも優しい世の中を作ってくださいよ〜。
…そういうわけで、非常に観るのに苦労した。声を聞き取ろうとボリュームを大きくしているので、アクションシーンは心臓に悪い。うう、近所迷惑だから、これ以上物を壊すのはやめて!
嘆きつつも、上(斜め上かな)の画像はDVD…。
もうこのビデオの感想は語りつくした気がするが、あとは作品の
本当にネタバレ感想。
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確かにキアヌ総受…。
と、秋林さんのご感想を思い出しました。
やっぱり半分悪魔(?横文字の名前は覚えられないし、吹き替えは聞きとれないし…)の人より、サタンの愛のほうが強烈で胸に響くものがあった。最初出てきたときは、ただのオヤジ?とか思って悪かった。すぐ隣で息子が生まれようってときに、ジョンにしか目が行かないとは…素晴らしい執着ぶり。まあ、あんな激しいラブコールを受けての再会では無理もないかも。
ジョンも最後までヒロインになびかなかったのは、腐女子の立場からいえば立派だ。
そういえば、最初に発見されたあのアイテム。妙に新しい布に包まれて、地下の浅い場所からあっさり出てきたけど、なんでなんだろう。まあ、崩れかけた遺跡を発掘してて出てくるよりは面白いと思うけど。
色々怖いシーンは多かったが、一番怖かったのは精神病院で下っ端がずらりと並んでたところかも。ううう、バイオハザード2でゾンビに囲まれて、手持ちの武器はナイフだけで、逃げ込んだビルにゾンビが入り込んできて殺されたときのトラウマが……。
適度に怖くて、天国も地獄も近くて遠い場所っていう設定がきっちり最初から最後まで貫かれてて、ジョンがカッコいいので面白かった。
『交渉人 真下正義』を観た。この映画の公開当時、ネットでちょこっとだけ評判をチェックしたら、ものすごく評価が低かったので、正直あんまり観たくなかった。
が、ビデオ屋に付き合せた母が興味を持ってしまった。でも、DVDは全部レンタル中。借りなくてすみそうだと思っていたら、返却直後で棚に戻す前のコーナーでビデオを発見。
これも何かの縁だろうと思って借りてみた。
ネタバレってほどじゃないけど、ネタバレ嫌いな方は読まないで頂きたい感想
-------------------------------------------------------
「子供だまし」というような批判を読んでいたし、『踊る〜』を観ていても、そんな印象があるので、全く期待せずに見始めた。
(なんて失礼な…)
期待してなかったので、なんだ、面白いじゃんっていうのが観終わった直後の感想。何万人もの人の命がかかっている、という設定をそのまま深刻に受け止めると、結構ひどい作りだと思うのだが、肩の力を抜いてみる分には面白いと思う。
まあ、「ネゴシエイター」としての彼のすごさは、ほとんどといって伝わってこないので、だったら情けないっぷりをもっと出せばいいのに、なんか中途半端だと思ったりもしたが。
お気に入りの場面(というか台詞)は、「お前、木島さんと飲みたいのか?」「行きたいです」ってやつ。木島さん(漢字は適当に当ててみた)は柄の悪い刑事さんで、「行きたいです」って言ってるのは真下のちょっと生意気そうな部下。
エンドロールでしっかり飲みに行ってるシーンが出てきて、よっしゃ!と心の中で快哉を(笑) 二次会は二人で行ってね。
あと、カエル急便のマークがかわいい。
が、ビデオ屋に付き合せた母が興味を持ってしまった。でも、DVDは全部レンタル中。借りなくてすみそうだと思っていたら、返却直後で棚に戻す前のコーナーでビデオを発見。
これも何かの縁だろうと思って借りてみた。
ネタバレってほどじゃないけど、ネタバレ嫌いな方は読まないで頂きたい感想
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「子供だまし」というような批判を読んでいたし、『踊る〜』を観ていても、そんな印象があるので、全く期待せずに見始めた。
(なんて失礼な…)
期待してなかったので、なんだ、面白いじゃんっていうのが観終わった直後の感想。何万人もの人の命がかかっている、という設定をそのまま深刻に受け止めると、結構ひどい作りだと思うのだが、肩の力を抜いてみる分には面白いと思う。
まあ、「ネゴシエイター」としての彼のすごさは、ほとんどといって伝わってこないので、だったら情けないっぷりをもっと出せばいいのに、なんか中途半端だと思ったりもしたが。
お気に入りの場面(というか台詞)は、「お前、木島さんと飲みたいのか?」「行きたいです」ってやつ。木島さん(漢字は適当に当ててみた)は柄の悪い刑事さんで、「行きたいです」って言ってるのは真下のちょっと生意気そうな部下。
エンドロールでしっかり飲みに行ってるシーンが出てきて、よっしゃ!と心の中で快哉を(笑) 二次会は二人で行ってね。
あと、カエル急便のマークがかわいい。
ブロークバック・マウンテン
2006年4月8日 映画
や〜っと観てきました。
一言、二言だけ感想を書こうかと。
ですが、今回は本当にネタバレがありますので、映画を観てない人は絶対に読まないでください。
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なにかこう、思っていたより淡々とした映画でした。こういうじっくり見せる映画を観るのは久しぶりで、ものすごく見終わった後に充実感がありました。
前半あたりは、にやにやしながら観てたんですが(本当に我ながら気持ち悪かった…)、イニスに苛々したり、切なくなったり…。
一緒に観た友人が「あまり説明しない映画」という意味のことを言っていました。確かに解釈に困るような場面、台詞がいくつかありましたし、考えてみてもちょっと分からないところがありました。青いパーカーのこととか、電話したときに挿入されたシーンとか。
普段、登場人物の気持ちを説明しすぎる恋愛小説ばかり読んでいるので、かえってこういうのも、ああ、いいなあと思いました。
余韻…とおっしゃってた意味も分かりました。
最後の台詞(字幕)でカタルシスが得られるというのは分かる気がします。ずーっと抑えて抑えて持ってきたところに、分かりやすい台詞。多分、何も知らずに観ていたら、私もあの字幕で感動したと思います。
ただ、別に分かりやすい台詞がなくても、十分伝わってくる場面ですし、字幕で変えちゃう必要はないというか、むしろ…。
この作品なら行間で読ませたほうがいいだろうなあと。
さて、全然関係ないですが、二人の四年後の再会のときのキスを奥さんに見られてしまった場面。笑いが起きたんですが、主に笑っていたのは年配の男性でした。
むか〜し、『御法度』を観たときも、ああした場面で笑ったのはおじいさんで。
やっぱり男性が観ると、ちょっと居心地が悪くなるような場面で、だからとりあえず笑うのかな〜とか思いました。
一言、二言だけ感想を書こうかと。
ですが、今回は本当にネタバレがありますので、映画を観てない人は絶対に読まないでください。
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なにかこう、思っていたより淡々とした映画でした。こういうじっくり見せる映画を観るのは久しぶりで、ものすごく見終わった後に充実感がありました。
前半あたりは、にやにやしながら観てたんですが(本当に我ながら気持ち悪かった…)、イニスに苛々したり、切なくなったり…。
一緒に観た友人が「あまり説明しない映画」という意味のことを言っていました。確かに解釈に困るような場面、台詞がいくつかありましたし、考えてみてもちょっと分からないところがありました。青いパーカーのこととか、電話したときに挿入されたシーンとか。
普段、登場人物の気持ちを説明しすぎる恋愛小説ばかり読んでいるので、かえってこういうのも、ああ、いいなあと思いました。
余韻…とおっしゃってた意味も分かりました。
最後の台詞(字幕)でカタルシスが得られるというのは分かる気がします。ずーっと抑えて抑えて持ってきたところに、分かりやすい台詞。多分、何も知らずに観ていたら、私もあの字幕で感動したと思います。
ただ、別に分かりやすい台詞がなくても、十分伝わってくる場面ですし、字幕で変えちゃう必要はないというか、むしろ…。
この作品なら行間で読ませたほうがいいだろうなあと。
さて、全然関係ないですが、二人の四年後の再会のときのキスを奥さんに見られてしまった場面。笑いが起きたんですが、主に笑っていたのは年配の男性でした。
むか〜し、『御法度』を観たときも、ああした場面で笑ったのはおじいさんで。
やっぱり男性が観ると、ちょっと居心地が悪くなるような場面で、だからとりあえず笑うのかな〜とか思いました。
オリコンDVDチャート10月31日付で「200週(約4年!)ランクイン」だそうで。
トトロは私も好きだなあ。
アニメ映画の中では一番好きかもしれない。
その昔、DVDじゃなくてビデオを姪に買ってあげたのだが、かなり気に入ったようで、しつこく見ていた。
姉は途中から見ても次の台詞が全部分かる…と言ってたし。気の毒なことです。
「千と千尋の神隠し」を一緒に見たときは、まだちょっと難しかったらしく、お子さんたちはすぐにどこかに行ってしまったけど。
久しぶりにトトロが見たくなってしまった。
トトロは私も好きだなあ。
アニメ映画の中では一番好きかもしれない。
その昔、DVDじゃなくてビデオを姪に買ってあげたのだが、かなり気に入ったようで、しつこく見ていた。
姉は途中から見ても次の台詞が全部分かる…と言ってたし。気の毒なことです。
「千と千尋の神隠し」を一緒に見たときは、まだちょっと難しかったらしく、お子さんたちはすぐにどこかに行ってしまったけど。
久しぶりにトトロが見たくなってしまった。
結局、観てきたので、ネタバレありで感想を。
原作に対してもネタバレ。きっちりネタバレなので、未読の方は読まないでください。
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えーっと、この映画の原作本は数年前に一度読んでる。
再読したいぐらいお気に入り作品だが、分厚いハードカバーで持っているため、機会がなかったり。いっそ文庫で買おうかな。
原作を読んでるかどうかが、評価の分かれ目っぽかったので、一応先に断っておこうかと。
で、肝心の映画のほうは結構、楽しめた。
どうにもストーリーの大筋に脆弱さ(…なんていうんだろう、とにかく骨組ちょっと弱いよね、という印象)を感じた。
そのせいもあって、原作ファンからは駄作扱いされてたりするような感触(一部の人の感想しか読んでないから)を受けた。
でも、あの長〜い原作を2時間でまとめようと思ったら、削って削って削りまくらないと無理だと思う。それで原作の名場面やニュアンスを抽出していったら、あんな映画ができるんじゃないかな、と作り手の原作への愛を感じたのだが。
…ダイスとか端折りすぎて、かなり胡散臭くなってたけど、端折らないとまとまらなそう。
(原作に忠実であることと、原作を読まなくても映画として楽しめることを両立させた映画が、いい映画。というのが、私の原作至上主義の中身なので…)
まあ、原作の雰囲気を出そうとするあまり、ストーリーも人物描写も中途半端になってるって思わせた時点で、ちょっとダメなのかもしれないけど、原作そっちのけの映画化作品が目立つ中で、その努力には好意的な目を向けたいな、擁護したいなと思ってしまった。
こんな…ありがち王道ストーリーなのに、パクリとか言われた日には泣けてきます。その映画観てないから反論もできないけど。
微妙な感想だ……。
もうちょっと言い訳。
たとえば、宮津副艦長の奥さんが最後に墓参りする場面。
原作ではダイスの渥美が同行していて、宮津父子の死の真相を奥さんに伝え、彼女が望むなら殺されてもいいという覚悟だったりする。でも、奥さんは実はすでに真相を知っていて、自殺用の薬まで渡されているのだが、「薬は必要ありません。拷問されたとしても、絶対に口を割らない覚悟でした」というような台詞を口にする。そして、今後息子の死のような悲劇が起きるのを防ぐために、あえて渥美を裁かない。
っていう、複雑な筋を全部映画で表現するのは時間的に無理。
でも、墓参りは入れておきたいな、と思ったら、一人穏やかに寂しげに墓参りするって脚本になるのかなーと。
なんだかのんびりしすぎという観はあるけど、息子に続いて夫をあんな形でなくした女性がすでに終わってしまった事実を受け入れれば、ああいう台詞になる気もする…。あののんびりの行間に、諦めと寂しさを感じた。
とにかく、雰囲気を伝えようという努力が感じ取れたし、重いテーマを扱っているものの、娯楽作品だと思えば、楽しめる作品ではないかと。とりあえず、私は楽しかった。
どうでもいいが、如月の台詞、語尾がはっきりしないというか、滑舌が悪かったので、なんだか甘ったれた印象を受けた。
原作に対してもネタバレ。きっちりネタバレなので、未読の方は読まないでください。
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えーっと、この映画の原作本は数年前に一度読んでる。
再読したいぐらいお気に入り作品だが、分厚いハードカバーで持っているため、機会がなかったり。いっそ文庫で買おうかな。
原作を読んでるかどうかが、評価の分かれ目っぽかったので、一応先に断っておこうかと。
で、肝心の映画のほうは結構、楽しめた。
どうにもストーリーの大筋に脆弱さ(…なんていうんだろう、とにかく骨組ちょっと弱いよね、という印象)を感じた。
そのせいもあって、原作ファンからは駄作扱いされてたりするような感触(一部の人の感想しか読んでないから)を受けた。
でも、あの長〜い原作を2時間でまとめようと思ったら、削って削って削りまくらないと無理だと思う。それで原作の名場面やニュアンスを抽出していったら、あんな映画ができるんじゃないかな、と作り手の原作への愛を感じたのだが。
…ダイスとか端折りすぎて、かなり胡散臭くなってたけど、端折らないとまとまらなそう。
(原作に忠実であることと、原作を読まなくても映画として楽しめることを両立させた映画が、いい映画。というのが、私の原作至上主義の中身なので…)
まあ、原作の雰囲気を出そうとするあまり、ストーリーも人物描写も中途半端になってるって思わせた時点で、ちょっとダメなのかもしれないけど、原作そっちのけの映画化作品が目立つ中で、その努力には好意的な目を向けたいな、擁護したいなと思ってしまった。
こんな…ありがち王道ストーリーなのに、パクリとか言われた日には泣けてきます。その映画観てないから反論もできないけど。
微妙な感想だ……。
もうちょっと言い訳。
たとえば、宮津副艦長の奥さんが最後に墓参りする場面。
原作ではダイスの渥美が同行していて、宮津父子の死の真相を奥さんに伝え、彼女が望むなら殺されてもいいという覚悟だったりする。でも、奥さんは実はすでに真相を知っていて、自殺用の薬まで渡されているのだが、「薬は必要ありません。拷問されたとしても、絶対に口を割らない覚悟でした」というような台詞を口にする。そして、今後息子の死のような悲劇が起きるのを防ぐために、あえて渥美を裁かない。
っていう、複雑な筋を全部映画で表現するのは時間的に無理。
でも、墓参りは入れておきたいな、と思ったら、一人穏やかに寂しげに墓参りするって脚本になるのかなーと。
なんだかのんびりしすぎという観はあるけど、息子に続いて夫をあんな形でなくした女性がすでに終わってしまった事実を受け入れれば、ああいう台詞になる気もする…。あののんびりの行間に、諦めと寂しさを感じた。
とにかく、雰囲気を伝えようという努力が感じ取れたし、重いテーマを扱っているものの、娯楽作品だと思えば、楽しめる作品ではないかと。とりあえず、私は楽しかった。
どうでもいいが、如月の台詞、語尾がはっきりしないというか、滑舌が悪かったので、なんだか甘ったれた印象を受けた。
観たかった映画を観てきた。
「トスカーナの休日」という、あまり話題になってない映画。
上映も4館ぐらいだし。
私はトスカーナという舞台と、主演のダイアン・レインの顔が好きなことと、癒し系らしいところに惹かれて観にいった。
客層は中高年の女性が多かった。
以下、ストーリーを最後まで書く予定です。
ネタバレ満載なので、これからご鑑賞予定の方は読まないで下さい。
--------------------------------------------------
--------------------------------------------------
アメリカ人の作家・フランシスが離婚で家を手離して、傷心を癒すためにイタリア旅行に行って、1軒の家と出会い、衝動買いして……というのが、あらすじ。
正直、あんまり面白くなかった。
離婚、友情、家の改装、新たな出会い、改装業者の青年と近所の女の子の恋愛、主人公の恋愛と孤独感、風変わりな女性との友情…と、いろいろ描かれているために、何がいいたいのか、さっぱり見えてこなかった。
いや、主題は分かる。傷ついた主人公が人生に新たな喜びを見出すまでの過程と、トスカーナでの生活だろう。
でも、人との出会いを含めた新しい生活も、家の改装も恋愛も旧交も、主人公の内面の変化も、どうも中途半端にしか描かれていないので、すっきりしなかった。
生活というものは、こうした些細で雑多な出来事の積み重ね…なのは分かるのだが、2時間弱の映画でそれをやっても、いつのまにか主人公が癒されていましたというのは、ちょっと無理な気がした。
ラストで感動したり、ほのぼのとした気持ちになったりするには、それなりに盛り上がる場面とか、主人公の気持ちが変化する出来事が必要だと思うのだが、それがない。
フランシスは最初のほうに「私の夢は、この家で結婚式を挙げ、新しい家族を作ること」と言う。恋人に捨てられた親友がアメリカからやってきて、主人公の家に住んで子供を産み、ラストでは改装業者のポーランド人の青年が結婚式を挙げる。
そこで懇意にしている不動産業の男性が、「あなたの夢はかないましたね」と言い、主人公も一応は頷くのだが、主人公がイタリア人男性にあっさり捨てられた後なので、「人生なんて、こんなもの?」という気分にさせられる。
それはまあ、こういう幸せもありなんだろうけど、それで納得してカタルシスを得るというよりはむしろ、ほろ苦い雰囲気だ。
新しい生活に溶け込む様子や、トスカーナの生活での小さな喜びとか驚きを積み重ねていって、ここの生活が気に入っている様子を描いてくれないと、「人生も悪くない」とは思えないのだが、これは私の受け取り方の問題かもしれない。
この結婚式で唐突に、フランシスに自分の作品を批評されたというアメリカの作家が訪ねてきてハッピーエンドになるのも、あまりに付け足しという感じで、すっきりしなかった。最後に希望の兆しが見えて…という終り方は悪くないと思うんだけど、親友も恋人もアメリカからの持ちこみってあたりが、どうにも。
トスカーナの生活が彼女を癒してくれたというのは、あらすじとして理解できるけど、実感がこもらないまま終わってしまったというのが、私の感想。
もっと、ありきたりな話を期待してたし、そのほうが面白かったんじゃないかなと思った。
新たな生活に戸惑ったり、地元の人と交流を深めたり、その中で土地の人と恋愛したり。そんな見飽きたストーリーのほうが、主題が活かされた気がする。
最後に好きな場面を。
フランシスが白いワンピースを着て、白バイの後ろに乗せてもらう場面。もちろん「ローマの休日」風だろうけど、ダイアン・レインが綺麗だった。オードリーとは全く違った魅力なのがいい。
多分、昔の映画作品をたくさん知っている人のほうが、楽しめる映画だと思う。私は全然知らないからなあ。
それと、今まで挨拶してくれなかった老人が、最後に挨拶してくれる場面。ありきたりで、すっきりした(笑)
「トスカーナの休日」という、あまり話題になってない映画。
上映も4館ぐらいだし。
私はトスカーナという舞台と、主演のダイアン・レインの顔が好きなことと、癒し系らしいところに惹かれて観にいった。
客層は中高年の女性が多かった。
以下、ストーリーを最後まで書く予定です。
ネタバレ満載なので、これからご鑑賞予定の方は読まないで下さい。
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アメリカ人の作家・フランシスが離婚で家を手離して、傷心を癒すためにイタリア旅行に行って、1軒の家と出会い、衝動買いして……というのが、あらすじ。
正直、あんまり面白くなかった。
離婚、友情、家の改装、新たな出会い、改装業者の青年と近所の女の子の恋愛、主人公の恋愛と孤独感、風変わりな女性との友情…と、いろいろ描かれているために、何がいいたいのか、さっぱり見えてこなかった。
いや、主題は分かる。傷ついた主人公が人生に新たな喜びを見出すまでの過程と、トスカーナでの生活だろう。
でも、人との出会いを含めた新しい生活も、家の改装も恋愛も旧交も、主人公の内面の変化も、どうも中途半端にしか描かれていないので、すっきりしなかった。
生活というものは、こうした些細で雑多な出来事の積み重ね…なのは分かるのだが、2時間弱の映画でそれをやっても、いつのまにか主人公が癒されていましたというのは、ちょっと無理な気がした。
ラストで感動したり、ほのぼのとした気持ちになったりするには、それなりに盛り上がる場面とか、主人公の気持ちが変化する出来事が必要だと思うのだが、それがない。
フランシスは最初のほうに「私の夢は、この家で結婚式を挙げ、新しい家族を作ること」と言う。恋人に捨てられた親友がアメリカからやってきて、主人公の家に住んで子供を産み、ラストでは改装業者のポーランド人の青年が結婚式を挙げる。
そこで懇意にしている不動産業の男性が、「あなたの夢はかないましたね」と言い、主人公も一応は頷くのだが、主人公がイタリア人男性にあっさり捨てられた後なので、「人生なんて、こんなもの?」という気分にさせられる。
それはまあ、こういう幸せもありなんだろうけど、それで納得してカタルシスを得るというよりはむしろ、ほろ苦い雰囲気だ。
新しい生活に溶け込む様子や、トスカーナの生活での小さな喜びとか驚きを積み重ねていって、ここの生活が気に入っている様子を描いてくれないと、「人生も悪くない」とは思えないのだが、これは私の受け取り方の問題かもしれない。
この結婚式で唐突に、フランシスに自分の作品を批評されたというアメリカの作家が訪ねてきてハッピーエンドになるのも、あまりに付け足しという感じで、すっきりしなかった。最後に希望の兆しが見えて…という終り方は悪くないと思うんだけど、親友も恋人もアメリカからの持ちこみってあたりが、どうにも。
トスカーナの生活が彼女を癒してくれたというのは、あらすじとして理解できるけど、実感がこもらないまま終わってしまったというのが、私の感想。
もっと、ありきたりな話を期待してたし、そのほうが面白かったんじゃないかなと思った。
新たな生活に戸惑ったり、地元の人と交流を深めたり、その中で土地の人と恋愛したり。そんな見飽きたストーリーのほうが、主題が活かされた気がする。
最後に好きな場面を。
フランシスが白いワンピースを着て、白バイの後ろに乗せてもらう場面。もちろん「ローマの休日」風だろうけど、ダイアン・レインが綺麗だった。オードリーとは全く違った魅力なのがいい。
多分、昔の映画作品をたくさん知っている人のほうが、楽しめる映画だと思う。私は全然知らないからなあ。
それと、今まで挨拶してくれなかった老人が、最後に挨拶してくれる場面。ありきたりで、すっきりした(笑)
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ショーシャンクの空に
2004年6月11日 映画
買っちゃっいました……。
我が家ではDVDは見られないので、見られるのは早くても来年以降なんですけど。
この作品は好きなので、逃したくなくて〜〜。
それはそうと、値段が高い方と何が違うのか、分かりませんでした。
---------------------------------------------
謎なのは、一度も買い物したことないのに、密林にID登録していたこと。
うーん、なんで、いつ?覚えてない〜。
買おうと思って途中でやめたんだろうけど、全然覚えてない……。
昨日はアンビリバボーで、「カレンダーガールズ」の話をやってて、ちょっと映画を観たくなった。
でも、もっと観たいのがあるので、観ないで終わりそう。
我が家ではDVDは見られないので、見られるのは早くても来年以降なんですけど。
この作品は好きなので、逃したくなくて〜〜。
それはそうと、値段が高い方と何が違うのか、分かりませんでした。
---------------------------------------------
謎なのは、一度も買い物したことないのに、密林にID登録していたこと。
うーん、なんで、いつ?覚えてない〜。
買おうと思って途中でやめたんだろうけど、全然覚えてない……。
昨日はアンビリバボーで、「カレンダーガールズ」の話をやってて、ちょっと映画を観たくなった。
でも、もっと観たいのがあるので、観ないで終わりそう。
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ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
2004年3月14日 映画
DVD シリーズ3部作の完結編は、見どころに次ぐ見どころ。3時間23分という長さは、まったく苦にならず、結末では「旅の仲間」とともに、観客もシリーズとの別れを惜しむことになるだろう。邪悪な指輪を捨てに行くフロドとサムの過酷な旅がついにクライマックスを迎える一方、人間の国ゴンドールの都ミナス・ティリスを陥落させるべく、指輪の創…
----------------------------------------------------------
や〜〜〜っと、「王の帰還」を観ることができた。
朝から水を飲まずに「途中で席を立たない」対策をして、鼻炎の薬を飲んだので喉が乾くと思い、杉花粉入り飴をお供に、映画館へ。
ネットで席を予約しておいたので、カードを通すだけで発券され、便利な世の中になったなあと、しみじみ。
映画館で気になるのが、他の観客。マナーが悪い人が側にいると、気分が台無しにされてしまう。
今回は吹き替え版のせいか、お子様が目立った。うう、小学生以下がいる。その年齢の子供に、3時間半静かにしていろというのは無理では?
ちょっと心配したのだが、そのお小さいお子様は一度も騒がなかった。
偉いなあ〜。
観客は皆さん、マナーがいい人達だったが、一組だけ訳のわからないカップルがいて、映画が始まってから入って来て、ウロウロし、すみませんと言われたので、奥に座るのかと思って席を立ってあげたのに、なぜか座らずに立ち去っていった。そして、戻ってきて、また座りたそうにするので席を立ったが、また「いいです」といって出ていった。
は?!
観ないなら、何をしにきたの??というか、チケット買ったんじゃないの?指定席だから、次の回に観るとか無理だし?
事情は知らないが、なんか迷惑な人達だった。
思わず、自分が座席を間違えてしまったのかと、心配してしまった。
……映画の感想。
やっぱり迫力があって、面白かったし、綺麗だった。丁寧な作り方に感動。
思わず涙ぐみそうになった場面があったのだが、私と母とでは、泣きそうになった場面が違っていて、それも面白かった。
あとは、字幕版も観たいが、3月中は無理そうなので、ビデオになってからかな〜。
やっぱりサム×フロでした(笑)
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や〜〜〜っと、「王の帰還」を観ることができた。
朝から水を飲まずに「途中で席を立たない」対策をして、鼻炎の薬を飲んだので喉が乾くと思い、杉花粉入り飴をお供に、映画館へ。
ネットで席を予約しておいたので、カードを通すだけで発券され、便利な世の中になったなあと、しみじみ。
映画館で気になるのが、他の観客。マナーが悪い人が側にいると、気分が台無しにされてしまう。
今回は吹き替え版のせいか、お子様が目立った。うう、小学生以下がいる。その年齢の子供に、3時間半静かにしていろというのは無理では?
ちょっと心配したのだが、そのお小さいお子様は一度も騒がなかった。
偉いなあ〜。
観客は皆さん、マナーがいい人達だったが、一組だけ訳のわからないカップルがいて、映画が始まってから入って来て、ウロウロし、すみませんと言われたので、奥に座るのかと思って席を立ってあげたのに、なぜか座らずに立ち去っていった。そして、戻ってきて、また座りたそうにするので席を立ったが、また「いいです」といって出ていった。
は?!
観ないなら、何をしにきたの??というか、チケット買ったんじゃないの?指定席だから、次の回に観るとか無理だし?
事情は知らないが、なんか迷惑な人達だった。
思わず、自分が座席を間違えてしまったのかと、心配してしまった。
……映画の感想。
やっぱり迫力があって、面白かったし、綺麗だった。丁寧な作り方に感動。
思わず涙ぐみそうになった場面があったのだが、私と母とでは、泣きそうになった場面が違っていて、それも面白かった。
あとは、字幕版も観たいが、3月中は無理そうなので、ビデオになってからかな〜。
やっぱりサム×フロでした(笑)
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